Shopify(ショッピファイ)を海外仕様から日本仕様に変更する方法
人気のECプラットフォームShopifyは外国産のサービスであるため、国内向けにショップを展開する際には、設定を変更する必要があります。
今回はそんな「Shopifyを日本仕様に変更する方法」について紹介をしていきたいと思います。
- Shopifyが気になる方
- ネットショップを開設したいと思っている方
- 越境ECや国内向けのショップを開きたいと思っている方
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばShopifyで国内向けショップを開設する際に気を付けるべきことがまるわかりです。
Shopifyとは
Shopifyは2014年にカナダで誕生したECプラットフォームです。世界175か国、のべ100万店舗以上で利用されているNo1のサービス。
月額29ドルからのサブスクリプション制で、本格的なネットショップが作れると日本でも近年人気が出ています。
こちらの記事ではそんなShopifyの開設方法について紹介しています。この後、Shopifyを日本語仕様にする方法を紹介しますが、1からショップを作る方法はこちらでまとめているので合わせて読むことをおすすめします。
そんなShopifyは外国産のサービスであるため、海外向けにショップを作ることに強みを持っていますが、国内向けのショップを作ることももちろん可能です。
しかし、日本向けにショップを開設する場合は、いくつか気を付けるべきことや、設定しなければいけないことがあるのです。
Shopify(ショッピファイ)を海外仕様から日本仕様に変更する方法
都道府県の配送料を設定する
Shopifyは海外配送を行うFedEXやUPSとの連携ができますが、日本の配送業者との連携は手動で連携させていく必要があります。
手動で行う際は、CSV出力をしたフォーマットを変換し、宅配業者と連携していきます。
また、都道府県別の配送料の設定は以下の通りです。
- ゾーンを編集する
- 送料の設定を行う
①ゾーンを編集する
Shopifyの管理画面で「設定>配送と配達」を選択。「送料を管理する」から「ゾーンを編集する」をクリックしましょう。
その後「エリア名」と「適用する都道府県」を指定していきます。
例えば「エリア名」に「関東」などと記入し、「適用する都道府県」には該当する都道府県をチェックしていきます。
②送料の設定を行う
次に選択したエリアでの送料を設定していきます。
「通常配送」の横にある「・・・」をクリックし、「送料を編集する」を選択すればOKです。
ちなみに、Shopifyでは離島への配送料設定も行うことができます。
「Parcelify」というアプリを利用するのが便利ですよ。
合わせて読みたい>>日本の通販で必須の機能、Shopifyは大丈夫?【予約販売、複数配送、ランキングなど】
テーマを日本語表記にする
Shopifyでは1000種類以上あるテーマを選択することでショップ全体のデザインを設定することができます。
合わせて読みたい>>Shopify(ショピファイ)のテーマ選定で気をつけるべきポイントとは
しかし、テーマはデフォルトが外国語のものが多く、それらを日本語表記に変更していく必要があるのです。
テーマの日本語化は、「テーマ>言語を編集する」から日本語を選択することで行えます。
これで終了かと思いきや、細かい部分が日本語化されていません。どこが日本語化されていないかをチェックし、その部分を都度修正していきましょう。
編集は先ほどの「言語を編集する」から行えますよ。
テーマの中には、日本語の言語設定がないものもあるので注意が必要です。導入前によく確認しましょう。
住所表記を日本語用に編集する
Shopifyのデフォルトの住所表記は日本のような「〒」が無かったり、住所の最後に「日本」など国名が入っています。
デフォルトの表記からの編集はアドレスオブジェクトから変更することができます。
こうしたオブジェクトはLiquidというShopifyのテンプレート言語を使って書き換える必要があります。
初心者には少し難しいかもしれませんが、Liquidを学んでおくことで、Shopifyの細部の編集が行えるようになりますよ。
まとめ
いかがでしたか。本日はShopifyでのネットショップを日本仕様に変更する方法について解説していきました。
Shopifyの日本対応は、言語の設定と配送料の設定が必要でしたね。それぞれ今回紹介した方法を使えば簡単にできますよ。
Shopifyを日本仕様にするには少し手間がかかりますが、反対に越境ECとして海外向けにショップを展開する場合はそのままでOKです。
越境ECに大きな強みを持つShopify。海外展開を考えている事業者さまはぜひこの機会にShopifyを始めてみてはいかがでしょうか。