ECサイトに必須のページとは?特定商取引法に基づく表記やプライバシーポリシーなど【Shopify】
Shopifyに限らず、ネットショップを運営する上で、必ず必要なページというものがあります。
例えば「特定商取引法に基づく表記」など、法律的に必要なページをはじめとして、運営者情報やFAQなどネットショップを運営する上でのお作法として抑えておきたいページというものがあるのです。
この記事を読むと「ネットショップを運営する上で、どのようなページが必要か分からない」という疑問を解消できます。
これからネットショップを構築したいという方のお役に立てますと幸いです。
必須のページ
特定商取引法に基づく表記
日本の購入者に向けて商品を販売するときには「特定商取引法に基づく表記」をネットショップに掲載することが義務付けられており、必ず表記が必要です。
「特定商取引法に基づく表記」の新規ページ作成方法は
作成方法は簡単です。
Shopifyの管理画面から、ネットショップ > ページ > ページを追加と進み、タイトルと「特定商取引法に基づく表記」の内容を入力して保存するだけです。
特定商取引法に基づく表記の記載内容
- 販売業者(会社名や個人名を記載)
- 代表責任者
- 所在地
- 連絡先(電話番号やメールアドレスを記載)
- 受付時間(電話やメール等の受付時間を記載)
- 販売価格(税込価格or税抜価格)
- 商品代金以外の費用(送料や販売手数料等)
- 決済方法(クレジットカード、銀行振込など)
- 商品の引渡時期(何営業日で発送するか等を記載)
- 返品について(返品可能期間やその際の送料、注意事項を記載)
住所や電話番号を出さずにネットショップを運営したいという方は、NAWABARIの利用を検討することをお勧めいたします。
合わせて読みたい >> 住所や電話番号を出さずにネットショップを運営する方法
個人情報保護に関する記載(プライバシーポリシー)
プライバシーポリシーとは、サイト運営者が取得した個人情報をどのように利用するかを、サイト利用者にお知らせするためのものです。
事業目的で個人情報の入力を求めるサイトには、個人情報をどのように取り扱うのか表示する義務があるということです。
お問い合わせフォーム
お問い合わせフォームの作成の前に、「そもそもお問い合わせ先とか必要なの?」という点について説明します。
結論から言うと、必須です!
お問合わせ先が必要な理由
- 【最重要】万一の連絡窓口になる
- 企業から仕事のオファーをもらえることがある
- ECサイトの信頼感・安心感のアップにつながる
FAQ
社内のヘルプデスクやコールセンターは、製品やサービスに関する利用者の疑問を解決に導く窓口として重要な存在。
その対応が顧客満足度の向上に繋がることもあります。
しかしながら、問い合わせが増えすぎると企業のサポートにかかるリソースも増えてしまったり、一つ一つの問い合わせに対する回答が遅くなって顧客満足にも悪影響が及んでしまったりと、さまざまな問題が生じてしまいます。
そうしたユーザーサポートにおける企業課題の解決策として有効なのがFAQコンテンツ。
その他 あることが望ましいページ
これまで解説したページ以外にも、あることが望ましいページとは何か一つずつ解説するとキリがありませんので、箇条書きで列挙します。
- 利用規約
- 初来店ユーザー用ページ
- ストアコンセプトページ
- ストア公式ブログ
- 商品の選び方記事
- 商品のお手入れHOWTO記事
- 商品の使い方の応用や賢い使い方の記事
- 商品にまつわる単語集
- FacebookやTwitterなどのSNS
- お客様の声ページ(写真付きだと尚よし)
- 商品に関係のあるリンク集
- 売上ランキング
- 特価品、セール品のページ
- 製造過程を紹介しているページ
- 動画(商品の使い方、コンセプトムービーなど)
サイトを育てていきましょう
最初からすべてのページを用意する必要がありません。少しづつ付け足して、工夫しサイトを育てていきましょう。