開業届とは?freee開業でカンタン手続き
開業届は、個人事業主が開業したことを税務署に届ける書類のことです。確定申告の際や、オフィスの賃貸契約や創業融資の審査などでも必要なこの書類。
実はfreee開業を利用すれば10分ほどで作成することができるのです。
この記事ではそんなfreee開業でできる開業届の作成手順について紹介していきます。
- 個人事業主の方
- 開業届の作り方を知りたい方
- freee開業が気になる方
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば開業届とは何なのか、どうやって作ればいいのかなど丸わかりですよ。
開業届とは
開業届は個人事業を開業したことを税務署に届ける書類のことです。事業を開始してから1か月以内に提出することを推奨しています。
期限内に提出をしなくても、罰則等はありませんが、確定申告を青色申告で行う際には提出が必須です。青色申告は、納税効果が高く最高65万円の青色申告特別控除が受けられます。
さらに、開業届はオフィスの賃貸契約や創業融資の審査などでも開業届の提出を求められることがあります。
必要な時に申請をしていなかったということがないように、余裕を持って開業届を提出することをおすすめします。
そんな個人事業の開業届は2種類があるので、それぞれ解説します。
個人事業の開業・廃業等届出書
個人事業の開業・廃業等届出書は国税庁のホームページからダウンロードした書類を税務署に提出します。先ほども言ったように開業して1ヶ月以内に提出する必要があります。
個人事業税の事業開始等申込書
個人事業税の事業開始等申込書は個人の事業を開始したことを申告するために、都道府県の税務署に提出します。
都道府県によって期限は異なるので、事前に調べておくことをおすすめします。個人事業税の事業開始等申込書は届出書がなくても罰則はありません。
こちらも1ヶ月以内の提出が推奨されています。
freee開業でカンタン手続き
freee開業とは
freeeとは、確定申告などで必要な会計業務をパソコン上で簡単に行える行える会計ソフトです。
売上把握や帳簿作成、経営分析などが可能で、銀行口座やクレジットカードを同期することで、利用履歴を取り込むことができます。「自分で経理」機能を利用すれば、それらのデータを簡単に帳簿付けも可能。
さらにAIによる項目の自動振り分けや、領収書を写真に撮ることで画像を自動的に認識しデータに蓄積できるなど便利な機能が充実しています。
freee開業を利用すれば、面倒な会計業務に割いていた時間を他の業務に充てることができるようになりますよ。
freee開業で作成可能な書類
そんなfreee開業では以下の書類を作成することが可能です。
- 所得税の青色申告承認申請書
- 個人事業の開業・廃業等届出書
- 給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
- 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
- 青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書
freee開業での開業届作成手順
ここからは、freee開業での開業届の作成手順を紹介していきます。たったの4つのステップで作成可能です。早い人なら10分程度でできますよ。
freee開業への登録
freee開業には様々なプランがありますが、どのプランでも開業届が作成できるので安心です。
詳しい料金プランは「会計ソフトfreeeとは?副業の年間所得が20万円を超えたら確定申告必須」を参考にしてくださいね。
登録はメールアドレスはもちろん、「Facebookのアカウント」や「Googleアカウント」でも可能です。
準備(基本情報の入力)
まずは、事業の基本情報を入力していきます。5つの質問に対してプルダウンで選択肢ていくだけです。
また想定月収はプルダウンではなく記載が必要ですが、入力を行うと、青色申告と白色申告のどちらが必要なのかなど自動で計算してくれます。
作成(書類の作成)
書類の作成は、まず「名前」「住所」「電話番号」「生年月日」を記入します。給与を支払う人がいる場合はその情報も記載しましょう。
なお「屋号」とは個人事業主が持つ会社名のようなもの。この欄の記載は任意になります。
提出(書類の提出)
書類の作成が完了したら、入力した住所から提出候補の地区がでてきます。地区を選ぶと提出先の税務署が表示されるので、そこで開業届を提出すればOKです。
開業届をプリントアウトしたあと、マイナンバーを手書きで記載しましょう。
もし、郵送する場合は1ページ目が宛先になっているので、封筒に貼り付けて送ることも可能ですよ。
まとめ
いかがでしたか。本日はfreee開業を利用した開業届の作成の仕方について解説をしていきました。
開業届は個人事業主に提出が求められる書類ですが、freee開業を使えば10分程度で作成ができます。
気になる方はぜひ登録をしてみてはいかがでしょうか。