Shopifyとは?特徴や評判・口コミ、おすすめ理由を紹介
結論から言うと、Shopifyは月額固定費があるものの、「売れるネットショップ(ECサイト) 」を制作し運用し続けるのであれば、最もコストパフォーマンスが高く便利なサービスです。
私が「ネットショップ開業し、稼ぎたい!」と相談を受けた時にShopifyを強く推奨している理由は、運用コストが安いことと、稼ぐ為に必要な洗練されたデザインであることは勿論、SNSや広告連携など稼ぐ為に必要な機能を、初心者でもサクッとに作ることができることにあります。
この記事では、
に関して、解説します。
Shopifyの利用を検討している方は、この記事を読んで理解を深めた上で、無料体験してみて下さい。
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Shopifyとは
Shopify(ショッピファイ)とは、本格的なネットショップが開設できるECプラットフォームです。
世界175か国、170万店舗以上で利用されており、グローバルでの流通総額はなんと10兆円を超えており、世界シェアNo1のECプラットフォームとなっています。
デザイン会社に制作を依頼すると莫大なお金がかかってしまいますよね。だからと言って自分で制作しようと思っても専門知識が必要だったり…そんな方におすすめなのがShopifyです。
初期導入コストが安く、決済手数料もリーズナブル、シンプルな月額のサブスクリプション型の利用体系で非常に導入がしやすく、かつデザイン性や機能性に優れた面が評価され、日本でも急速に広がっています。
日本ではモール型だと楽天、自社EC型だとBASEが注目されていますが、自社ECで一定以上の売上(目安は10万円)を目指すのであれば、決済手数料が安く、売上をあげる為の機能が豊富なShopifyを選択することをお勧めします。
Shopifyでできること、できないこと
Shopifyが優れているのは、手軽にECサイトを開設できる点だけではありません。サイトのデザイン性やカスタマイズ、さらには機能性においても非常に優れています。
非常に魅力的なShopifyですが、もちろんできることと、できないことが分かれています。
一般的なECサイトを構築する際に、どこまでShopifyを活用できるかを確認するためにも、事前に調べておきましょう。
Shopifyでできること
Shopifyでは、オンライン上での販売のほぼ全てのことが可能です。最も低価格のプランでは、以下のような機能を使う事ができます。
- ECサイトの開設
- 商品登録数は無制限
- 複数アカウントでの運用管理
- 24時間対応しているチャットによるサポート
- SNSなどの販売チャネルの追加
- 受注・発注・商品ステータスなどの商品管理
- クーポンや割引券の発行
- WEBサイトのSSL化
- カート落ちの防止機能
- ファイルストレージが無制限
以上の機能に加えて、プレミアムプランでは、バックオフィス業務の自動化ツールやスケジュール管理、クーポン管理を行うことができます。
Shopifyにできないこと
オンラインだけではなく、オフラインのロジスティクスや配送まで対応しているShopify。もはやできないことがないと言わんばかりの性能です。
しかし、Shopifyの難しさは機能の最適化です。様々なアプリや機能を自由にカスタマイズすることができるため、ついつい機能を搭載してしまいます。自社でカスタマイズできるからこそ、最適化できるように取捨選択をしましょう。
Shopifyの9つの特徴・メリット
ASPやフルスクラッチなどのEC構築方法がある中で、Shopifyが注目されている理由は、以下の9つの特徴があるからです。
- 月額固定料金なので、低コストでECサイトを持てる
- 決済手数料が安い分、利益率が高い。かつ、ほぼ全ての決済方法に対応
- 高度なデザインとカスタマイズの柔軟性
- 連携できるSNSが多く、施策が制限されない
- 機能拡張できるアプリが豊富
- バックオフィス機能が強い。
- 越境ECの構築が楽
- 集客データや顧客データの分析ができる
- 優れたエコシステム
Shopifyは、低価格でデザインテンプレートを利用した構築が簡単なのはもちろん、SNSとの連動、APIを使った外部システムの連携や、アプリの機能拡張などベーシックな機能だけにとらわれずにECサイトを発展させていくことが可能です。
こういった拡張性や連携に強みがあれば、時代の変化があったとしても、それに合わせてECサイトをどんどん成長させていくことができます。
では、それぞれの特徴に関して、詳細を解説していきます。
①初期無料の月額固定料金制(サブスク)
Shopifyの大きな特徴は利用者に優しい料金体系です。
初期コストが不要で、月々のランニングコストのみでECサイトを持つことができます。
より高機能なシステムなどを実装するECサイトの制作費用や保守管理は高コストになります。まだ売上が見込めるかわからない場合や、個人事業主の方の場合は、なかなかECサイトに手を出すことはできません。
しかし、Shopifyであれば、自社の状況に合わせて料金プランを選択できます。例えば、農家の方が産直でECサイトの運用を行う際には、シーズンの時にはスタンダードやプレミアムプランに、普段はスタンダードコースにしてランニングコストを抑えるなどの工夫ができます。
Shopifyは、後からアプリを使ってサイトをどんどんカスタマイズしていくこともできます。まずはスモールスタートして、消費者の声を活かして徐々にアップデートしていくことが可能なんですね。
合わせて読みたい >> Shopify利用料金を紹介!プラン比較や入金サイクルは?
②決済手数料が安い!幅広い!
クレジットカード決済だけではなく、コンビニ・銀行決済や、キャリア決済、後払い、Pay払いなど、決済方法は多様化しています。そのため、顧客層に合わせた決済方法を用意する必要があります。Shopifyでは主に以下の5つの決済方法に対応できます。
- クレジットカード決済
- 携帯キャリア決済
- コンビニ・銀行振り込み
- Amazon Pay決済
- ビットコイン決済
Shopifyでは、ほぼ全てといっていいほどの決済システムを連携させることができます。手数料に違いなどがあるため、比較して決済落ちと利益をうまく両立できる決済方法を選択しましょう。
合わせて読みたい >> Shopifyの決済方法をご紹介!決済手数料やマルチ決済の導入方法も解説
③高度なデザインとカスタマイズの柔軟性
Shopifyは、機能や優れたWEBデザインを導入することができます。操作も簡単なため、WEBデザインが未経験の方でも、直感的に優れたサイトのカスタマイズが可能です。
ECサイト制作会社に頼んだとしても、エラーなどが起きた時に自分たちでは何もできなかったりします。
しかし、Shopifyはデザインがテンプレート化されているので、簡単にECサイトを構築することができますよ。デザインテンプレートはなんと70種類以上!これだけあれば商品のイメージにあった雰囲気のデザインを使用することもできますね。
ネットショップ(ECサイト)には、請求書の自動作成や利用者からの口コミ書き込み機能など必要な機能が多数あります。
Shopifyであれば、アプリのインストールだけで高性能なサイトを作るあげることができます。
具体的なサイト構築の手順に関してはスターターガイドをご覧ください。
④連携できるSNSが多く、施策が制限されない
現代のECサイトでは、SNSによるファン形成と販促が特に重要とされています。
SNSは顧客とコミュニケーションを取りやすく、購買に繋げやすいためです。ECサイトを運用する際には、様々なSNSでチャネルを構築し、購買までのスムーズな導線設計が必要です。
Shopifyでは、多くのSNSと連携できるため導線設計が簡単です。例えば、InstagramとShopifyを紐つけた場合、Instagramで投稿した商品にリンクを付けることができます。そして、商品を顧客がタップすると、カートに遷移し、スムーズかつ直感的に購買につなげることができます。
より顧客とのコミュニケーションが、直接的に売上やコンバージョンにつながるケースは徐々に増えてきます。そのため、SNSを使った施策がサイト側に制限されないのは非常に重要です。
Shopifyは様々なSNSやモール型ECサイトと連携できるのが、大きな特徴です。
- Messenger
- Amazon
- 楽天市場
- Note
- Google Shopping
特にFacebookはエリア、年齢などを絞ったターゲットにアプローチができ、Mesengerアプリと連携すれば、購入から配送などをチャットで追跡することもできます。
またお店のブログや、個人のブログを持っている方は、「購入ボタン」をブログ内に埋め込むことも可能です。このようにSNSとの連動をすれば販売のプラットホームを拡大させることが可能なのです。
⑤機能拡張できるアプリが豊富
Shopifyは機能を拡張したりカスタマイズすることができるアプリが6000以上あると言われています。
これらのアプリを自由に組み合わせることで、サイトに様々な機能を追加することができます。
例えばOrder Printerというアプリは、請求書やラベル領収書、伝票などを簡単に作成することができるアプリです。これにより、配送スピードをあげることができます。
Product Reviewsというアプリは、商品にカスタマーレビューを追加することができるアプリです。
カスタマーレビューを追加したい時、メールマーケティングを改良したいとき、instagramに商品をアップしたい時など、かゆいところに手が届くアプリがたくさんあります。
合わせて読みたい >>【業種・目的別】Shopifyおすすめアプリを紹介
⑥バックオフィス機能が強い
デザイン性や機能性だけではなく、Shopifyの魅力は管理業務の効率化に強いという特徴があります。
ECサイトにおける管理業務は多岐に渡ります。しかし、スピードが求められるためミスや非効率な体制では、顧客に不満をもたせてしまいます。
管理業務の例)
- 在庫管理
- 注文管理
- 発注管理
- 配送管理
- 顧客ステータス管理
- 入金管理・催促など
特にECサイトの管理運用で注意したいのが、在庫管理です。在庫管理が適切にできていないと、顧客からの信頼を失ってしまったり、管理側の工数も増加します。
Shopifyでは、注文数や在庫数をシステムで管理し、在庫追跡の設定を行うことが可能です。さらに、サイト上で在庫の表示、在庫数の調整を連携することができるため、誤って受注することを防げます。
バックオフィス業務の効率化を考えたい場合も、Shopifyがおすすめです。
▼Shopifyで連携できる物流倉庫サービス
SHIPPINNO | Zoho Inventory | NEXT ENGINE | mylogi | ロジクラ | illustriousのLIsmoa | Anylogi | mimosa | ロジレス | オープンロジ | はぴロジ | |
費用 | ・月額利用料 9,800円 / 月 ・システム利用料 自動出荷件数 30件~(@30円) ストアSKU:501件~(¥5,000/月~) |
・月額利用料 ベーシック:5,880円/月 スタンダード:11,800円/月 プロフェッショナル:29,880円/月 |
・月額利用料 10,000円 / 月 ・従量課金制 401件/月〜受注件数 |
・月額利用料 entry:30,000円/月 standard:50,000円/月 pro:75,000円/月 ・1ユーザー追加費用:10,000円/月 ・初期費用 entry:100,000円 standard:500,000円 pro:800,000円 |
・プラン料金 スタンダード(¥25,000/月) WMSプラン(¥25,000/月) ・連携料金 Shopify連携+¥10,000/月 |
月額利用料 Free:0円/月 Lite:5,500円/月 Pro:22,000円/月 |
・月額利用料 0円/月 ・従量課金制 入庫料:15円 / 個 保管料:0.05円〜 / (個・日) 出庫・配送料:370円〜 / 個 |
従量課金プラン 11,000円/月(税込) 定額プラン 55,000円/月(税込) |
・システム料金 月額20,000円 ・従量課金制 501件〜20円 / 個 5,001件〜10円 / 個 10,001件〜6円 / 個 |
・従量課金制 商品1点あたりの倉庫利用料金(0.2円~) ・配送料 370円~ |
・月額利用料 0円/月 ・データ従量費 10円 ・商品マスタ追加 1,500 円/月 |
特徴 | ・24時間365日、自動稼働 ・導入や設定は、電話やメールでサポート ・他店舗との在庫一元管理 |
・複数出荷と連携可能 | ・自社、外部倉庫と簡単に連携が可能 ・在庫一元管理 |
フリーロケーションやバーコード管理などにも対応 | ・業務をiPhoneで利用可能 ・在庫情報の一元化 ・追跡番号の同期 |
30日間の無料トライアルあり | 管理画面で入庫・保管・出庫を一元管理 国内だけでなく、海外販売も可 |
150以上の機能を搭載しているのでどんなECにも対応可能 システム導入後の課題解決もサポート |
・複数ECサイト、モール型ECと倉庫の在庫を一元管理 ・業務フローの自動化設定が可能 |
・Shopifyの公式アプリ ・API連携で自動化可能 |
・分散出荷による配送コントロール ・出荷完了メール ・クラウドシステムと連携 |
⑦越境ECの構築が楽
Shopifyは、英語圏・アジア圏以外の多くの言語や通貨に対応しています。さらに、海外への発送手配サポートもあります。そのため、海外まで商圏を広げた場合でも、言語や通貨の壁を気にせずに、ECサイトを始められます。
Shopifyでは、Stripelなどをはじめとする、グローバル対応した決済システムを導入可能です。そのため、海外からの注文でもスムーズな決済ができます。
⑧集客データや顧客データの分析ができる
Shopifyのデータ分析では、GoogleAnalyticsなどのサイト分析ツールだけでは計測できない数字まで分析できます。例えば、総売上やLTV、カート落ちの履歴など改善に役立つデータを抽出することができます。Shopifyなら個人レベルでも、容易にサイトの改善が可能です。
また、プレミアムプランではGoogleタグマネージャーとの連携もできるため、様々な数値計測を行う事ができます。広告や様々なシステムとうまく連携し、対応できるようにしておきましょう。
⑨優れたエコシステム
Shopifyのエコシステムは、パートナーという導入支援企業を設け、マーチャント(出店者)と協力していく戦略のことです。
ShopifyパートナーとはShopifyが重要視しているパートナーと協力してShopifyを発展させていく制度のことです。
Shopifyが多くの企業を巻き込んで発展し続ける理由の1つには、このエコシステムにあります。
Shopifyを使う際の3つのデメリットと対策
多くの魅力的なポイントがある一方で、デメリットも確認しましょう。主に以下の3点が挙げられます。
- ヘルプやサポートには英語のものが多い
- プログラミングを使用したWEBデザイン力が必要
- アプリに利用料がかかることもある
よりShopifyの運用を成功させるためにも、確認しておきましょう。
ヘルプやサポートには英語のものが多い
Shopifyの初期設定やカスタマイズに関する情報は、公式日本語ヘルプページが用意されています。しかし、Shopifyを使う上で利用するのは公式サイトで確認できる機能だけではありません。サードパーティが作ったアプリカスタマイズなどに関する情報は、ほとんどが外国語記事がほとんどです。
徐々に日本版の解説も出てきているものの、よりスピード感を持って開発したい場合や、効率的なサイト運用がしたい場合には、情報の少なさがボトルネックになってしまう可能性があります。
また、サイトを構築する際には、Shopifyエキスパートにまずは相談しましょう。
カスタマイズはプログラミングスキルが必要
Shopifyのカスタムテンプレートはデザイン性が高いため、プログラミングの知識が無くてもテーマの変更を行えます。そのため、非コーダーや非デザイナーの方でも、高いデザイン性のサイトを立ち上げることが可能です
しかし、ブランドイメージやブランドアイデンティティを伝えることができるサイトにしたいと思った際には、HTMLやCSSの知識が必要です。
アプリにも利用料がかかることもある
Shopifyでは、およそ2,000以上のアプリが作成されており、サイトに実装できます。もちろん、無料のアプリのみでも、様々な機能を利用できます。しかし、機能の自動化や、カスタマイズを行うためには、アップグレードや料金を支払う必要がある場合があります。
低コストでのECサイトを運用できると思っても、アプリを導入しすぎると結果としてアプリの利用料でサイト運用の総コストが高くなってしまうこともあります。導入するアプリを決める際には、利用料の有無などをきちんと確認しておきましょう。
プラン別!Shopifyの利用料金
Shopifyは無料体験期間である3日間以降は、月額価格が必要になります。使える機能や、決済にかかる手数料が異なるため、それぞれのプランごとの違いについて確認しておきましょう。
ライト | ベーシック | スタンダード | プレミアム | Shopify Plus | |
月額費用 | $9 (約945円) |
$29 (約3,045円) |
$79 (約8,295円) |
$299 (約31,395円) |
$2,000 (約210,000円) |
国内カード 手数料 |
3.40% | 3.40% | 3.30% | 3.25% | 3.15% |
海外カード 手数料 |
3.90% | 3.90% | 3.85% | 3.80% | 3.75% |
Shopify payment 取引手数料 |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
Shopify payment 以外の取引手数料 |
2.00% | 2.00% | 1.00% | 0.50% | 0.15% |
プランの特徴 | カートボタン 設置機能のみ |
基礎的な機能を持った ECサイトの構築が可能 用途に応じた WEBデザインが可能 集客や管理の レポートが可能 |
決済手数料が減少 複数スタッフで管理 (〜5人) 高度な分析が可能 (在庫・集客) |
取引手数料がお得 Googleタグマネージャー等 の連携可 |
取引手数料がお得 チェックアウト画面のカスタマイズ プロモーションの自動表示機能 1契約で10ショップまで開設可 |
おすすめな方 | ブログやSNSで 商品販売したい方 |
ショップ開設初心者 |
店舗等で集客が見込みがある方 複数人で運用したい方 詳細データの活用をしたい方 |
ショップのグロースを 本格検討している方 |
商品の取引量が多いショップ運営 越境EC運営 卸売サイト運営 |
またShopifyでは、プランの変更がいつでも即日で変更できます。さらに、一括支払いすることで1年契約で約10%、2年契約で約20%、3年契約で約25%の割引もあります。
そのため、長期間のEC運用を検討している方ほど、お得に使うことができます。
Shopifyの基本機能
Shopifyはプランごとに機能が異なります。Basicプランの基本機能は以下となります。
■マルチチャネルプラットフォーム
各チャネル(ネットショップ/Facebook/Instagram/Amazon/購入ボタン/Pinterest/Google Shopping)との連携による商品販売
■在庫管理
在庫追跡の設定、在庫の表示、在庫数の調整
■Shopify APPストアの利用
配送指定や、SEO対策、商品レビュー機能などの様々な機能を拡張することができます。
■越境ECへの対応
越境ECに必要な多言語・他通貨設定に対応。
■ストア分析
サイトの流入データと購買データを確認。
■テンプレート
Shopifyには100種類以上のカスタマイズ可能なテンプレートがあります。
■Shopify POS
オフラインでの商品販売。
合わせて読みたい >> Shopify機能を一挙解説
Shopifyの評判・口コミ
Shopifyでよくある口コミは以下の通りです。
- 「自由度が高くて、優れているサービス」
- 「Shopifyのシステムをそのまま海外で使いたい」
- 「たくさんのアプリがあって、変化する流行に対応できる」
詳しくは「Shopifyの評判・口コミを集めてみた」をご覧下さい。
Shopifyのよくある質問に答えます!
ここからは、Shopifyを導入しようと考えた際によくあげられる質問についてまとめて開設します。
どれも、調べるのに少し手間取ることなので、事前に確認しておきましょう。
Shopifyには、「EasyPoints」という、日本のEC事業者向けに作られたポイントアプリがあります。
EasyPointsを使えば、決済時にポイントをスムーズに付与もしくは消費できます。日本人が作った日本語対応のアプリなので、いつでも日本語のサポートを受けられる点も安心ですね。
「MailChimp」などのメルマガ導入サービスと連携できます。また、ポップアップの設定などもできるため、リード獲得動線の設計もShopifyで行うことができます。ステップメールや、メールクリックの計測なども行う事ができるため、よりユーザーに合わせて施策を打つことができます。
MagentoやEC-cubeなどのオープンソース型のECサイトから、Shopifyへの移行は可能です。Shopifyのトランスポートアプリを使うことで、既存のECサイトの情報をまとめてShopifyに移行することができます。移行時にはリダイレクトの設定などの難しい点もあるため、制作会社などに委託し移行作業を行ってもらいましょう。
Shopifyでは、プレミアムプランからクーポンや割引の発行管理をすることができます。ユーザー別に適用回数を変えたり、有効期限の変更も可能です。クーポンだけではなくギフトカードの発行など様々な施策を打つことができます。
クーポンや割引機能を生かして、アップセルやクロスセル、新規顧客の獲得などを効率的に行えるようにしましょう。
Shopifyを使ったサイト導入事例
こからは、実際にShopifyを使用して作成されたサイトを3つの業界に分けて解説していきます。
実際にShopifyを構築する際には、ぜひ参考にしてみてください。
合わせて読みたい >> Shopify(ショッピファイ)の国内外の導入事例 50選
化粧品(Kylie Cosmeticsの例)
Kylie Cosmeticsは、アメリカのインスタグラマーが立ち上げたコスメECサイトです。
ShopifyはSNSの中でも、Instagramとの連携に強くInstagramで詳細表示された商品をそのままカートインすることもできます。
コスメを購入する際に気になる口コミも商品詳細ページで確認でき、カゴ落ち防止機能もきちんと実装されています。また、商品数が多く、カテゴリ数も多くなりがちなコスメサイトですが、きちんとカテゴリ分けされており、顧客が買いたいものを視覚的に見つけることができます。コスメサイトを構築したい際には、一度確認しておきたいサイトといえます。
合わせて読みたい >> Shopify導入事例まとめ【美容・化粧品 編】
食品(ゴーゴーカレーの例)
全国各地に店舗を出店しているゴーゴーカレーですが、ニューヨークにも出店して徐々に拡大しております。オフラインでは、toC向けの事業になりますが、オンラインにすることで法人などのターゲットを開拓できることがわかります。
ECサイトでは、カレーだけではなく、カレー皿だけではなくフォークなどのオリジナルグッズを購入できます。また、楽天市場やAmazon、ヤフーショッピングなど様々なモール型ECサイトと連携できる点も、集客チャネルが制限されないShopifyならでは活用方法といえます。
合わせて読みたい >> Shopify導入事例まとめ【食品・飲料系ECサイト編】
アパレル(17kgの事例)
若年層に大人気のアパレルブランド、17kg。Instagram上では圧倒的なフォロワー数を誇っています。17kgでは、当初はShopify以外のECサイト構築システムを使用していましたが、グローバル性と機能性の高さから、Shopifyにインポートしたそうです。
Shopifyでは、チャネルごとの顧客売上や、リピート率やコンバージョン数などを計測できます。より正確なECサイトのグロースを考えると、集客分析が詳細にできるShopifyは非常に魅力的です。
合わせて読みたい >> Shopify導入事例まとめ【国内アパレル編】
この他にも、業界ごとに導入事例をご紹介していますので、ご覧下さいませ。
- BtoB(卸・法人)編
- ARを活用したECサイト
- 伝統工芸品 編
- スポーツ・アウトドア用品 編
- アーティスト・グッズ販売 編
- 家具・インテリア編
- 電化製品編
- エンタメ編〜アニメ・漫画・映画・玩具・ゲーム〜
ネットショップ作成サービスを比較
ネットショップの開設方法は、Amazonや楽天のようなモール型から、BASEやShopifyのような自社ストア型まで、ありとあらゆる方法があります。
それぞれ、費用や機能、デザイン面など特徴があり、を比較し始めるとキリがありません。
迷っている方の為に、結論からお伝えすると、「自分のブランドで月間10万円以上の売上が見込める(or目指す)のであれば、決済手数料が安く、機能リッチなShopifyを選択することをお勧めします。
項目 | Shopify | BASE | STORES | Square オンラインビジネス | color me | MakeShop | 楽天市場 | Amazon | ec-cube | Magento |
月額 | 29ドル 〜 | 無料〜 | 無料と月額の2プラン1058円 (月額) | 0円(有料プランもあり) | 月額制834円(エコノミー)〜 | 10,000円(プレミアムプラン) 50,000円(エンタープライズプラン) |
19,500円(がんばれプラン) 39,800円(ライトプラン) 50,000円(スタンダードプラン) 100,000円(メガショッププラン) |
月額0円+商品登録料100円 月額4,900円(固定費) |
0円 | 0円 |
利用料 | なし | 3.0%のサービス利用手数料 | 0円 | 0円 | なし | 0円 | 売上に応じて発生 3.5%~7.0%(がんばれプラン) 3.5%~5.5%(ライトプラン) 2.0%~4.5%(スタンダードプラン) 2.0%~4.5%(メガショッププラン) |
販売手数料は商品代金の総額の8%~15% (配送料、ギフト包装料を含む) ※カテゴリによって異なる。 Kindleアクセサリは45% |
0円 | 0円 |
決済手数料 | <Shopifyペイメント> 国内カード:3.25%〜3.4% 海外カード+American Express:3.8%〜3.9% JCB:4.05%〜4.15% <Shopify ペイメント以外> 各サービスの決済手数量+ 0.5%〜2%(プランによる) |
<BASEかんたん決済> 注文毎に3.6%+40円 |
決済手数料5% (フリープラン) 決済手数料3.6%(スタンダード) (Amazon Payは4%) |
3.6%(JCBのみ3.95%) プレミアムプランは3.3%(JCBのみ3.95%) |
<カラーミーペイメント> クレジットカード:4.0%~ 後払い:4.0%~ コンビニ払い:130円~ 代引き決済:280円~ <AmazonPay> 月額2,000円 + 4% <楽天ペイオンライン決済> 月額2,000円 + 5% |
★GMOイプシロン利用時 クレカ決済:3.6%~5.5% ※追加で、クレカ種類別の月額費用 (750円~2500円) コンビニ決済:4%代引決済:280円/回 Yahoo!ウォレット決済:3.6% AmazonPay:4.0% 楽天Pay:5.0% |
★楽天ペイ利用時 月間決済高の2.5%~3.5% (売上高に応じて異なる) |
0円 | 0円 (連携決済代行サービスに応じて異なる) |
0円 (連携決済代行サービスに応じて異なる) |
決済方法 | クレジットカード コンビニ決済 銀行振込 キャリア決済 後払い ビットコイン決済 他国通貨決済 AmazonPay GooglePay ApplePay 代引き |
クレジットカード コンビニ決済 銀行振込 キャリア決済 後払い |
クレジットカード コンビニ決済 銀行振込 キャリア決済 後払い 楽天ペイ 代金引換 (スタンダードプランのみ) Amazon Pay (スタンダードプランのみ) |
クレジットカード決済 Square PayPal(パフォーマンスプラン以上で利用可能) |
クレジットカード コンビニ払い 後払い 代引き決済 AmazonPay 楽天ペイ |
クレジットカード コンビニ払い 後払い 代引き決済 AmazonPay 楽天ペイ LINEPay Yahoo!ウォレット |
クレジットカード コンビニ決済 銀行振込 キャリア決済 後払い 他国通貨決済 AmazonPay ApplePay 代引き 楽天Pay・楽天キャッシュ 電子マネー決済 |
クレジットカード コンビニ払い 電子マネー Amazonギフト券 代金引換 Paidy翌月払い 銀行ATM ネットバンキング |
クレジットカード コンビニ決済 銀行振込 キャリア決済 後払い 電子マネー決済 AmazonPay 楽天Pay 代引き |
クレジットカード コンビニ決済 銀行振込 キャリア決済 代金引換 電子マネー決済 |
登録可能商品数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 10,000点(プレミアムプラン) 50,000点(エンタープライズ) |
5,000点(がんばれ!・ライトプラン) 20,000点(スタンダードプラン) 無制限(メガショッププラン) |
無制限 | 無制限 | 無制限 |
デザインカスタマイズ | 1000種類以上のテンプレート | 11種類以上のテンプレート | 48種類以上のテンプレート | ロゴや色のみ | 10点以上のテンプレート | カスタマイズ可能 | 商品画像登録のみ | 商品画像登録のみ | テンプレート有 主にコード作成 |
テンプレート有 主にコードカスタマイズ |
機能カスタマイズ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ー | ー | △(プラグイン対応) | △(プラグイン対応) |
独自ドメイン取得可否 | ◯ | ◯ | スタンダードプランのみ | 有料プランから | ◯ | ◯ | ショップページURLのみ取得可能 | ショップページURLのみ取得可能 | ◯ | ◯ |
連携SNS | Pinterest / Instagram / Facebook / Twitter / Tumblr/ YouTube /Messenger/note |
Twitter / Facebook / Ameba / Instagram /LINE |
Instagram/Twitter /Facebook/note /Pinterest/LINE /WEAR |
Instagram/Facebook | LINE / Instagram | LINE/Instagram | Facebook/Instagram /LINE公式アカウント /ROOM |
Twitter/Facebook /Note/LINE /Amazonアソシエイト |
Twitter/Facebook /LINE |
Twitter/Facebook /Yahoo! ID/Linkedin |
在庫管理 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
サポート | 24時間メールチャット 電話対応 (英語) コミュニティ |
メール (平日:10時~19時) チャット (平日:13時〜18時) |
メール (1週間ほど時間差あり) | チャット・メールサポート | メール 電話 画面共有サポート |
電話・メール・ カスタマーサポート ・運営サポート |
電話・メール・ ショップアドバイザー ・ECコンサルタント ・楽天大学など |
カスタマーサポート | コミュニティ | コミュニティ |
多言語対応 | ◎(多言語対応) | ◯英語のみ | ◯英語のみ | × | × | × | ◯多言語対応 | ◯多言語対応 | × | ◯ |
メリット | 越境ECの構築が可能 従量課金の利用料がない 決済手数料が安い |
月額利用料なし | 無料で始めることができるWEAR と連携できるため、アパレルECに強い |
構築が簡単・シンプル コストがかからない 決済手数料も安い |
無料体験期間が1ヶ月と長い アイテムポストを使える販売手数料が0円 |
BtoBショップ開設可能 Yahoo!ウォレットにも対応可能 |
集客力をすでに持っている 楽天ルームを使える |
集客力がすでにある Amazonギフト券などを使える |
国内でのEC作成に強い オープンソースの中でTOPシェア オープンソースの中でもサードパーティが充実 |
越境ECの構築が楽 |
デメリット | 売上がなくても月額利用料がある (休眠状態にすれば発生しない) |
デザインのバリエーションが少ない 売上が上がると従量課金の利用料が嵩む |
決済手数料が5%と高め | 機能は最低限 デザインテンプレートなし |
決済手数料が高め | 連携可能SNSが少ない 登録商品数が制限されている |
手数料や月額費用が割高 デザインカスタマイズができない |
デザインカスタマイズができない 販売手数料などがかかる |
越境ECの構築には弱い 構築を1から作る必要がある |
構築を1から行う必要がある コミュニティの日本語情報が少ない |
こんな人におすすめ | 月間売上10万円以上を目指している グローバルに展開したい |
売上見込みがない初心者 | アパレルEC構築予定の方 | 忙しくて構築に時間をかけたくない方 実店舗を持っている方 |
初期コストを抑えたい方 | 利益率をあげたい方 | 国内での市場感を知りたい方 集客コストをかけたくない方 |
集客コストをかけたくない方 とりあえず売上を作りたい方 |
費用をかけずに国内向けECを作りたい方 ある程度ネットに知見がある方 |
越境ECを無料で構築したい方 利益率をあげたい方 |
細かい、機能の比較や料金比較は以下の記事で詳しく紹介していますので、ご覧下さい。
合わせて読みたい >> ネットショップ作成サービスを徹底比較【機能や料金が一目瞭然の対比表付】
商品単価・売上個数を入力すると、ランニングコストが計算できる料金シュミレーターもありますので、参考にしてみて下さい。
Shopifyの始め方(自作方法と外注相場)
Shopifyを始める方法は自分で作る「自作」か、外部に開発依頼する「外注」の選択肢があります。
前提としてShopifyの構築や運用は簡単です。難しいのは「集客」です。
ですので、OmiseHackではネットショップは自作して、集客にこそ時間やお金をかけることを推奨しています。
その上で自作する方法と外注相場をご紹介します。
【自作】自分で作る
これから初めてオンラインで販売する方や、ブランドを立ち上げたばかりで、これから集客する段階の方は自作をお勧めします。
omisehackでは誰でもカンタンにShopifyでストアを開設できる指南書を公開しています。指南書の手順に沿って作業すると約2時間で最低限のデザイン・機能を揃えたネットショップを公開することができます。
【外注】プロに任せる際の相場
プロに任せるメリットは時間削減です。前提としてShopifyはエンジニアリングの知識がなくても自分でネットショップを構築することができるサービスです。
しかし、Shopifyはあまりにも多機能である為、あなたにピッタリ合った最適なネットショップを構築するには、調べて試して、何度か失敗を繰り返しながら時間をかけた末に辿り着く。といったことが予測されます。
無駄な作業や時間をかけたくない方は、プロに外注することをお勧めします。
その場合に気になるのが、Shopify構築相場ですが、Shopifyの基本的な構築やオリジナルデザインの作成のみであれば、約50万円までの相場で依頼することができます。
特に必要な機能と不必要な機能の判断や、基本的なサイト設計を行うことができるため、自社ではなく専門家にとりあえず依頼したいという方にはおすすめです。
例としては以下のような作業を行ってくれます。
- 公式テーマを用いたWEBデザイン
- 商品のサイト登録
- 決済機能の実装
- 送料・税金などの各種料金設定ズ
よりデザイン性が高く、機能もカスタマイズされたものが必要な場合には、50万円~300万円ほどの費用が必要です。既存のテンプレートを元に独自のテーマの作成などをすることができます。
【結論】Shopifyが最強!まずは無料体験から
結論、Shopifyとは「売れるネットショップ」を制作し運用し続けるのであれば、最もコストパフォーマンスが高く便利なサービスです。
Shopifyは初期費用が発生しない上、初心者でも自分で簡単にプロさながらのデザインで高機能のネットショップを作成することができます。つまり、プロへの外注費が発生しません。
時短目的や、凝ったカスタマイズをする目的で外注するとしても、リーズナブルに実現できるでしょう。
運用にかかる固定費が無料のサービス(BASE等)がある一方、Shopifyは月額29ドル〜発生します。しかし、一定の売上(15万円程度)ある場合、結局Shopifyの方が安くなります。
理由は売上ごとに利用料が発生したり、決済ごとに高い利用料がかかることがないからです。
さらに、「売れるネットショップ」を実現する為の拡張機能が充実しています。
現代において、「売れるネットショップ」制作・運用するのであれば、Shopifyが最強!と言えるでしょう。
これからネットショップで稼ぎたい方や、別のサービスから移行したい方は、まずは3日間の無料体験でShopifyの利便性を実感してみて下さい。