【2020年最新版】D2Cとは? D2Cで成功した企業事例12選
D2Cとは「Direct to Customer」のことで、メーカーと消費者が直接つながって販売できるサービスです。消費者からの意見を聞き、より良いサービスを展開することができるということで注目を浴びています。
そこで今回はそんなD2Cのサービスを取り入れている企業を紹介していきます。
- 「D2Cについて詳しく知りたい」
- 「自分のブランドを立ち上げたい」
- 「ECサイトを始める際に気を付けるべきことを知りたい」
こういった要望にお応えする内容となっています。
これを読めばD2Cに詳しくなり、どのようなECサイトを制作していけばいいかがわかりますよ。
【2020年最新版】D2Cとは? D2Cで成功した企業事例12選
D2Cはメリットがたくさん
D2Cについて改めて整理しましょう。D2Cはご自身のブランドを立ち上げた際に、従来のように問屋や小売業者を通すことなく自社のECサイトから直接お客様に商品を販売する仕組みのことを指します。
お客様に対して直接やり取りをすることができるため、ブランドの信念やビジョンがお客様に伝わりやすくなる他、お客様からのご意見を直接吸い取ることができより良いサポートを行うことができます。
顧客情報の管理もしやすくなるので、顧客データから「どういった商品が人気なのか」や「今後どういった商品を展開するべきか」などといったことを分析することも容易になります。
さらには、中間業者を介さないので、仲介手数料がかからないといったメリットも!
最近ではECサイトを簡単に作成することができるShopifyのようなプラットフォームが生まれたため、D2Cがより注目されるようになりました。
D2Cで成功した企業事例
ここからは実際にD2Cで成功した事業について解説していきます。
SOÉJU
大人女子に人気のアパレルブランドSOÉJUは、オンライン上でパーソナルスタイリングができることが特徴です。
このサービスにより、ECサイトで服を購入してからスタイリングを利用するユーザーとサービスを受けてからECサイトで洋服を購入するユーザーのように2つのユーザーの流れが出来上がったとのこと!
COHINA
低身長の方向けの洋服を提供するCOHINA。
お客様との繋がりとして特にこだわったのがInstagramとの連携でした。メインビジュアルもSNSを意識したデザインになっていて、インスタライブにもすぐにアクセスできるようになっています。
土屋鞄製造所
上質な革製品を展開する老舗ブランド土屋鞄製造所 。コンテンツの素早い展開や変化にスピーディーに対応するべくD2Cでスモールチーム化したとのことです。
合わせて読みたい>>Shopify(ショッピファイ)でECサイトを運営する土屋鞄製造所とは
objcts.io
土屋鞄製作所の商品制作やサイト運営を行ったスタッフによって立ち上げられたobjcts.ioはShopifyのAR機能を利用し、自宅にいながらショールームに行っているかのような体験を実現し、お客様にリアルなショッピングを提供しています。
合わせて読みたい>>【Shopify(ショッピファイ)】ARを活用したECサイトの導入事例【2020年最新版】
BASE FOOD
食べるだけで必要な栄養を摂取できるBASE FOOD。
栄養食品にありがちなのが、「ビタミンBを○○%配合、カロリーたったの○Kcal」といったように成分だけを細かく表示しているもの。確かに成分について詳しく知りたいですが、これだけでは少しわかりづらいですよね。
一方、BASE FOODではECサイトに「体脂肪を燃焼させるには ビタミンB2 ナイアシン パントテン酸が必要」という様に、具体的な目的にあった成分を紹介してくれているのです。これはお客様目線に立ったBASE FOODだからこそのアイディアですよね。
Allbirds
自然素材で作られたシューズを販売するAllbirdsはお客様からの商品やサービスに対する意見をもとにアップデートを繰り返してきました。Wool Runnersという商品はなんと30回ほど細かいデザインの変更を行っているそうです。
届いたシューズは30日以内なら返品可能というのも、お客様が利用しやすい理由の1つですね。
煎茶堂東京
日本茶を販売する煎茶堂東京は、お茶のサブスクリプションサービスを行っています。
月替りのお茶と情報誌、生産者のインタビューなどの映像をお届けし、お客様を飽きさせない工夫をしています。
17kg
韓国のプチプラファッションブランド、17kgにはスタイリングしたコーディネートをInstagramから検索できるサービスがあります。
お店のマネキンではなく一般の方がコーデした服だからこそ、よりリアルなスタイリングをチェックすることができるのです。
HushTug
モンゴルレザーを使った本格的な革製品を展開するHushTug 。上質な革製品を扱うということでかかるコストを抑えるべくD2Cを取り入れたそうです。
CRAFT X
クラフトビールのブランドCRAFT Xは販売の形態を単品コース、定期コース、ギフトコースに分けています。これにより目的に合わせた商品を購入することができますね。
One Nova
アンダーウェアを販売するOne Nova。Instagramの投稿がECサイトに埋め込まれているので、よりリアルタイムの情報を受け取ることができます。
さらにニュースレターの登録もできて、よりお客様に近い距離でアプローチをすることを可能にしています。
RiLi
アパレルブランドのRiLiは、ユーザー参加型のオウンドメディアであるRili Tokyoでコンテンツを発信し、そこからECサイトへユーザーを誘導する仕組みをとっています。
コンテンツの中で気に入った商品を買うことができるのは、楽しみながらショッピングが行える魅力的なサービスですね。
まとめ
いかがでしたか。今回はD2Cについて実例をあげて紹介していきました。D2Cは中間業者を挟むことなく直接お客様に向けて商品を販売することができるサービスでした。
本日紹介したサイトはD2Cで運営をすることにより、商品にお客様の意見を取り入れることができたりSNSでよりお客様と違い距離で商品の宣伝をすることができていましたね。さらに中間業者を挟まないということでコストを抑えることにも成功していました。
そんなD2CはShopifyで始めることができます。3日間の無料期間もあるので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。