Shopify JAPAN 2020年ニュース振り返り
2020年も早いところ残り1ヶ月となりました。今年もShopifyでは新しいサービスがリリースされたり、様々なサービスとの連携が発表されました。
そこで今回は、Shopifyの2020年を振り返っていきたいと思います。
- Shopifyとは何か知りたい方
- Shopifyの最新ニュースが知りたい方
このような方におすすめの記事となっています。これを読めばShopifyの最新の動向なども知ることができます。
Shopifyとは
Shopifyは世界175か国、100万店舗以上で利用されているECプラットフォームです。
ネットショップを運営したいとなった際にネックになるのが、莫大な費用と専門スキルですよね。しかしShopifyはサブスクリプション型のシンプルな料金体系で簡単にECサイトを作成することが可能です。
Shopify JAPAN 2020年ニュース振り返り
早速2020年のニュースを振り返りたいと思います。多くのニュースがあったため一部省略させていただいております。
上半期編
2月:Facebookと共同で、プレイブックをリリース
3月:
- 3Dモデルと動画のサポートを開始
- ギフトカード機能がすべてのプランで利用可能に
4月:Shopifyと楽天市場の販売チャンネル連携開始
5月:Shopify Reuniteの開催
6月:SBペイメントが連携を開始
2月にはFacebookと共同で、100ページ以上のプレイブックをリリースしました。プレイブックの内容としては、越境ECに役立つ情報やFacebookの活用方法や事例などです。
Shopifyの強みである越境ECは、ネットショップを運営する人にとっては重要な要素です。こちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方は合わせて読んでみて下さい。
合わせて読みたい>>【越境ECの始め方】Shopifyで海外販売しよう!多言語化や決済対応も便利!
3月は3Dの機能を持ったテーマが導入できるようになりました。テキストだけでは伝わりづらかった商品のサイズ感などをAR機能で体感してもらうことが可能に。
さらに、動画も外部サイトを経由せずに直接アップロードが可能になったのです。動画を利用して商品の細部を見せたり、コーディネートを紹介したり、梱包の様子を配信したりと、その使い方は様々ですね。
4月には、あの大手ECプラットフォーム楽天との連携がスタートしました。Shopifyの管理画面上から楽天市場での商品登録や受注管理などを行うことができるようになったのです。
楽天市場は誰もが知っているECプラットフォームです。そこでの商品販売によって、より多くの人にあなたの商品を届けることができるようになります。
5月はShopify Reuniteがライブ配信されました。Shopify Reuniteでは、金融、小売、配送などの分野における最新のニュースを取り上げ、EC事業者のビジネスをどのようにサポートしているのかを紹介していきました。紹介された最新ニュースの一例を紹介します。
- 新テーマ「Express」を発表
- すべてのプランでギフトカードが利用可能に
- お店へのチップ機能
- Shopify POSでカーブサイドピックアップや店頭受取の機能が使用可能に
- 商品ページのプレビュー機能の進化
6月にはShopifyと決済代行会社SBペイメントサーボスが連携を開始しました。これによりShopifyで個別にシステムを開発することなく、楽天ペイやクレジットとの連携ができるようになりました。
下半期編
7月:KOMOJUで「週次振込」を開始
8月:
- Shopify Partner Town Hallの開催
- ShopifyDevsのYouTubeチャンネルが公式にスタート
9月:
- ストアの速度レポートがパートナーダッシュボードで利用可能に
- Shopify ペイメントのカード決済に、JCBが追加
10月:Googleのショッピングタブに無料で商品を掲載できるように
11月:Shopifyアプリストアに、サブスクリプションアプリと購入後アップセルアプリが新しく追加
12月:Amazon Payが2021スタートダッシュキャンペーンを開始
7月はShopifyで連携できる決済サービスKOMOJUにおいて、売上金を早期入金できる機能が導入されました。早期入金に追加費用はかかりません。
8月と10月にはShopify Partner Town Hallが開催されました。これは、Shopifyパートナーと開発者が最新情報を入手し、ともに成長するためのイベントです。
さらに、ShopifyDevsのYouTubeチャンネルがスタートをし、開発者向けの技術的なコンテンツを見ることができるようになりました。
9月には、今までマーチャントの管理画面でしか見ることができなかった速度レポートをパートナのストア管理画面から確認できるようになりました。
ストアの速度を上げることは、ユーザーの直帰率を下げるのに重要な要素です。速度レポートを活用していきたいですね。
合わせて読みたい>>まだ使ってないの?Shopifyで商品が「売れる」理由【かご落ち防止など】
さらに、Shopify ペイメントに日本での利用者が多いJCBが導入されました。手数料はベーシックプランで4.15%となります。これにより、さらに多くの人の満足度の向上につながるでしょう。
10月にはGoogleのショッピングタブに無料で商品を掲載することができるようになりました。
Googleのショッピングタブとは、Google検索をした際に上部に出る「ショッピング」の項目のことで、今まで有料のみだった広告枠とは別に無料の枠ができたのです。
11月に追加されたサブスクリプションアプリでは、サブスクリプション商品の販売と購入後のプロモーションをシームレスにチェックアウト内部で実装できるようになりました。
そして12月はAmazon Payのキャンペーンがスタートしています。2020年12月1日(火)~ 2021年2月28日(日)23:59までの期間にAmazon Payを利用開始し、注文が受理されたShopifyストアに対してAmazonギフト券3,000円分をプレゼントされます。
まとめ
いかがでしたか。本日は2020年のShopifyのニュースについて紹介していきました。
Shopifyは続々新しいサービスをリリースしていましたね。特に今年は、楽天との連携が大きな話題となりました。さらに動画サービスや3Dなどトレンドを取り入れたサービスも。
前進し続けるShopify。来年も大注目ですね。