【大規模EC向け】Shopify Plusとは?機能・料金は?【通常プランとの比較つき】
Shopify PlusはShopifyのプランの1つで、最上級・エンタープライズ向けプランです。
Shopify Plusは通常プランよりもサポート体制が手厚く、機能拡張によるEC運用業務の自動化、効率化が可能。さらに強固なサーバーとサイトスピードが手に入り、ランニングコストの削減が可能です。
つまり、ストアを複数持ちたい方や取引量が多い方、カスタマイズ性のあるECサイトを運営したい方におすすめのプランです。
今回は、Shopify Plusで出来ることや料金プラン、Shopify Plusの利用がおすすめな方などをご紹介いたします。
そこで今回はShopify Plusについて具体的に紹介していきたいと思います。
- Shopify Plusって何?」と思っている方
- Shopifyを始めたいけど、どのプランがいいんだろうと思っている方
- 大規模な事業になってきたけど、既存のECサイトは管理が大変
このような方は必読ですよ!
これを読めば、Shopify Plusで受けられるサービスが丸わかりです。
Shopify Plus(ショッピファイ プラス)とは
Shopify PlusはECプラットフォームとして世界シェアNO1を誇っているShopifyのプランの1つです。大量販売を行うような大企業や取引量の多いストアにぴったりのサービスをShopifyの機能とは別に受けることができます。
月額利用料は$2,000〜(日本円で約220,000円)契約は12か月から可能です。
通常プランとの比較
ShopifyにはShopify Plusの他に、ベーシックプラン、スタンダードプラン、プレミアムプランがあります。これらのプランに加えて以下のサービスが利用可能です。
- チェックアウトがカスタマイズ可能に
- スクリプトエディター
- 優先サポート
- Shopify Launchpad
- 専門のAPIとより高速なAPI呼び出し
- Shopify Flow
- 10つのストアを持てる
- 卸売チャンネル/BtoBストア
- Multi-Currency
- 20個までロケーションの登録が可能
- Transporter
- Googleタグマネージャーの利用
3種類の基本プランと比べると圧倒的な機能の多さが特徴にあげられます。特に、大量販売や大規模な販売プラットフォームが必要な事業者さまに向けた機能が多いです。
プランを選ぶ際は、それぞれの事業規模に合わせたものを選択しましょう。
合わせて読みたい>>【Shopify(ショッピファイ)を始める前に】ビジネスに合わせた機能選びとプラン
Shopify Plusで受けられる具体的なサービス
ここからは、Shopify Plusだからこそ利用できるサービスについてそれぞれ具体的に見ていきましょう。
チェックアウトがカスタマイズ可能に
チェックアウトページがカスタマイズできます。具体的には、画面のレイアウト、配送情報に日時指定や定期などいったオプションをつけることが可能に。
特に、支払い画面で後払いなどの決済も選択でき、より柔軟な販売が可能になります。
スクリプトエディター
スクリプトエディターでは、割引やリワードなどの編集ができます。
1つ買ったら1つ無料などの細かいサービスができるのはもちろん、サブスクリプションやVIPの方は送料無料という設定も可能です。
優先サポート
Shopify Plusでは手厚いサポートを受けることが可能です。24時間体制で対応可能。
世界シェアNO1のShopifyだからこそのマーケティングサポートなども受けることができるので、安心して利用できますね。
Shopify Launchpad
Shopify Launchpadは商品の公開時間を設定できたり、商品価格を変更することができるAPPです。期間限定の商品を載せることもできるので、キャンペーンなどにぴったりのサービスです。
専門のAPIとより高速なAPI呼び出し
Shopify Plusでは、以下の専用APIが呼び出し可能になります。
- Discounts:割引ロジックを設定
- Gift cards:ギフトカードを作る
- Product Recommendations:商品におすすめを表示させる
- Multipass/single sign-on and user:別サイトとシングルサインオンの連携
またAPIの制限が解除されるので、通常の5倍の容量と速度が実現されます。
Shopify Flow
Shopify Flowにより、様々なアクションを自動化することができます。
例えば、お客様がレビューを送ってくださった際に、テキストメッセージを自動でSMSで送信してくれる機能や、在庫が少なくなった場合に販売元に自動で再注文をしてくれるなど、販売業務をより効率的にしてくれるような機能が揃っています。
10つのストアを持てる
Shopify Plusならサイトを合計10個まで作ることができます。
例えば国内向けの販売サイトの他に、海外向けのストアを立ち上げたり、BtoB向けの卸売サイトを作るなど販売の幅が広がりますね。
卸売チャンネル/B2Bストア
既存ストアの他に、パスワードがかかった会員制のECサイトを追加することが可能です。業者ごとに(アカウントごと)に価格を決めることができますよ。
Multi-Currency
GEOIPを利用すれば、複数通貨に対する細かい設定が可能になります。さらに海外のユーザー向けには通貨を変換して表示されますが、その際の四捨五入の設定などもできます。
登録ロケーション数20箇所まで対応
登録ロケーションを20箇所設定することができるので、複数の出荷倉庫を持っている事業者さまも安心して使用することができます。
Transporter
既存のストアからお客様の情報や商品の情報、注文履歴などを読み込むことができるAPPです。
Googleタグマネージャーの利用
GoogleタグマネージャーとはGoogleアナリティクスやGoogle AdWordsなどのタグを一括管理するサービスです。それが設定できるので、より業務の効率化ができるでしょう。
まとめ
いかがしたか。今回はShopify Plusの具代的な機能について見ていきました。
Shopify Plusには自動化ツールや条件つきディスカウントなど業務をより効率化できたり、サービスの幅を広げていくことができるサービスがありましたね。
Shopifyの基本的な機能に加え、9つのサイトを持つことができたり、販売ロケーションを20箇所登録できたりと大量に商品を販売したい企業や海外進出をしたい事業者さまにおすすめのプラン。ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。