EC運用でSEOを意識するならShopify(ショッピファイ)が有利な理由
ECサイトを運営していく上でSEOを意識するならShopifyが効果的です。
ShopifyならSEOに関する様々な設定が可能なのです。そこで今回はShopifyで行うことができるSEO対策について詳しく解説していきます。
- Shopifyを始めようと思っている方
- SEOを意識したECサイトを運営したいと思っている方
- ECサイトで気をつけるべきSEO対策を知りたい方
これらに当てはまる方は必読です。これを読めばSEOの基礎知識やShopifyでできるSEO対策までまるわかりですよ。
EC運用でSEOを意識するならShopify(ショッピファイ)が有利な理由
EC運用でSEOを意識するならShopifyが有利です。その理由は以下の通り。後ほど詳しく解説します。
- 細かなSEO設定が可能
- アプリでSEO対策ができる
- SEOにおいて重要なページ速度をアップすることができる
そもそもSEOとは
SEOというのは、Googleなどの検索エンジンからサイトに訪れる人を増やす施策のことを指します。
例えばインターネットで「子供服 可愛い」などと検索したとしましょう。すると検索結果として様々なサイトが出てきますね。その際多くの人が上位表示されているサイトをクリックします。
つまりSEO対策をいかにしっかり行っていくかがあなたのECサイトへのアクセスを増やすことにつながり、ブランド認知に繋がるのです。
ShopifyでのSEO対策①細かなSEO設定が可能
Shopifyでは細かなSEOの対策が可能です。編集可能なSEOの設定は、ストア全体のタイトル、ディスクリプションです。
さらにネットショップ全体だけではなく、各商品やコレクション、ブログ記事などのタイトルやディスクリプションの他、URLや画像のalt属性も設定可能です。
ShopifyでのSEO対策②アプリでSEO対策ができる
Shopifyではアプリで様々な機能を拡張することができますが、SEO対策に役立つアプリも存在しています。先ほどお伝えしたように基本設定はアプリなしでも対応可能ですが、更なる課題を解決できるのはアプリの強みです。
例えば「SEO Manager」はSEOに関わる主な設定が可能なアプリです。月額20ドルで7日間の無料トライアル期間もあります。
一通りのSEOの機能が利用できるのはもちろん、Target Keywordという機能ではGoogleサジェストのデータを抽出し、それをTitleやmeta descriptionに記述されているかチェックしてくれるのです。キーワードの選定を行うことはSEO対策にとって重要です。こういったアプリを活用していきましょう。
ShopifyでのSEO対策③SEOにおいて重要なページ速度をアップすることができる
SEOにおいてページ速度はとても重要な要素です。ページの読み込み速度が1秒遅くなるごとにユーザーの直帰率はどんどん高くなります。2017年と2018年のGoogleの調査によると、ページ表示速度が1秒から3秒になると直帰率が32%増加、6秒になると106%増加、10秒まで遅くなると123%増加すると報告されています。(参照:Find Out How You Stack Up to New Industry Benchmarks for Mobile Page Speed)
そんなSEOにとって重要なページ速度はShopifyで改善することが可能です。ページ速度を改善する方法は以下の通りです。
- スピードがあるホスティングサービスを使う
- ポップアップウィンドウを控えめに使う
- Googleタグマネージャーでトラッキングを管理する
- 画像を圧縮&サイズを縮小する
スピードがあるホスティングサービスを使う
ホスティングサービスはパフォーマンスに直接影響を及ぼします。特にブラックフライデーやサイバーマンデーといったようなセールではサイトがクラッシュしてしまう可能性が通常期よりも高くなります。
合わせて読みたい>>ブラックフライデー・サイバーマンデーは日本でも盛り上がる?【Shopifyで準備しよう】
Shopifyではすべてのプランで迅速かつ信頼性の高いホスティングを提供しています。クラウドベースのインフラのおかげで、ストアの読み込み速度は、他のSaaSプラットフォームより2.97倍早くなるそうです。
ポップアップウィンドウを控えめに使う
ECサイトを作る際によく使う機能としてポップアップウィンドウがあります。ポップアップウィンドウは商品をクリックした際に商品詳細ページに飛ぶことなく、商品の詳細を直接確認できる機能のことです。
このポップアップウィンドウは便利な機能ですが、使いすぎには注意です。大量のデータがロードされることにより読み込みに時間がかかってしまうからです。
あなたのECサイトを客観的に見たときに、必要な製品にだけポップアップウィンドウを使うことをおすすめします。
Googleタグマネージャーでトラッキングを管理する
お客様のデータを収集してマーケティング戦略をとっていくことはECサイトを運営する上でなくてはならないものですが、データの収集でサイトパフォーマンスが低下してしまう可能性があります。
そこでGoogleタグマネージャーを利用しましょう。Googleタグマネージャーではページビュー計測タグなどといったECサイトに複数あるタグを1つのJavaScriptリクエストにまとめることができます。
Shopify Plusは全てのページでGoogleタグマネージャーの利用が可能で、ベーシック、スタンダードプランの場合は、Checkoutページ以外の実装が可能です。
画像を圧縮&サイズを縮小する
ECサイトでは様々な画像を利用しますよね。ただし、画像の容量が大きすぎるとECサイトの読み込みに時間がかかってしまいます。
そこで画像の圧縮やリサイズを行いましょう。TinyJPGかTinyPNGなどのアプリを活用することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。本日はShopifyとSEOの関係性について解説していきました。
Shopifyは細かなSEO設定が可能だったり、アプリで更なるSEO対策ができます。またSEOの重要な要素であるサイトの読み込みスピードに関してもShopifyなら高機能のホスティングサービスを兼ね揃えています。
画像圧縮を行ったりポップアップウインドを控えめにすることも効果的でしたね。
あなたのブランドを多くの人に知ってもらうためには、SEO対策が必要不可欠。SEOにも強みがあるShopifyでECサイトを作成してみてはいかがでしょうか。