ドロップシッピングで稼ぐ為の7つのステップ【Shopifyで無在庫販売】
「ネットショップを始めたいけど、どのような商品を作ればいいかわからない。」
「ショップで万が一商品が売れなかった時に在庫が余ってしまったら怖い。」
こんなお悩みはありませんか?今回はそんなお悩みを解決できるShopifyの無在庫販売のやり方をお伝えします。
- Shopifyが気になる方
- 在庫リスクなくネットショップを始めたい方
- 副業でネットショップ運営を行いたい方
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばShopifyで在庫管理の業務負担をせずに自分のショップを持つ方法がわかりますよ。
無在庫販売とは
無在庫販売とは、その名の通り、在庫を持たない商品の販売のことです。
ネットショップでお客さんに購入して貰ってから、商品を生産(仕入れ)するので、売れ残りによる負債や在庫管理のリスクを消すことができるのです。
無在庫販売はAmazonや楽天等のECモールで販売することもできますが、最近ではShopifyを使えば簡単に自分専用のネットショップを開設することができます。
Shopifyで無在庫販売する場合、モール出店と違って集客の手間がありますが、手数料が安い分利益が残るというメリットがあります。
また、無在庫販売は、発送遅延や仕入れミス等のトラブル防止の為、大型のプラットフォームの中では、無在庫販売を禁止する等、規制を強めているところが増えてきています。プラットフォーム側の裁量により、アカウントを制限される危険性を考えると、コツコツと自社ストアを育てる方が中長期で見ても良いといえるでしょう。
まずは、Shopifyを使ってどのような販売形式を実現できるのか次の章でご紹介します。
無在庫販売の種類は何があるか?【全てShopifyで実現可能】
受注生産型(予約販売)
オリジナルの商品を持っている場合、受注生産という方法を取ることができます。
お客様に購入されてから販売する形式ですね。
生産さえ滞らなければ、在庫リスクを軽減した上で高い利益を得ることができるでしょう。
生産期間が安定しているようでしたら、購入から発送までの期間を余分にとって、売れてから生産、発送という手順を踏むことができます。
また、予約販売形式で、ある程度の予約が入ってからまとめて制作するという方法も良いでしょう。
ドロップシッピング型
ドロップシッピング(Drop Shipping)とは、ネットショップでお客様が商品を購入した場合に、商品の発送(場合によっては請求も含む)を、販売したネットショップ運営者ではなく、メーカー等が直接行う販売方式のことです。
Shopifyでは、ドロップシッピングを簡単に実現する為のサービスと連携することができる為、お手軽にドロップシッピング型の自社サイトを開設することができるのです。
決められた範囲内で販売価格を自由に設定し、原価との差額を利益として受け取ることができます。
無在庫なので、資金0円で起業や副業を考えている方にはピッタリの販売方法と言えるでしょう。
Shopifyでドロップシッピングを始める方法は次章でご紹介させていただきます。
アフィリエイト型(ブログ型EC)
商品の仕入れに不安がある場合は、アフィリエイトの活用を検討すると良いでしょう。
アフィリエイトでは自身サイトで商品を紹介するのみで、紹介した商品のリンクから、お客様が直接に販売元から商品を購入します。
つまり、商品の仕入れや発送、代金の回収をする必要はありません。
ShopifyではAmazonのアフィリエイト 「Amazonアソシエイト」と連携する方法があります。
ステップ1:取り扱いジャンルを決める
まずはどのようなショップにしていくか、どのような商品を買って扱っていくかなど戦略を立てましょう。
個人でネットショップを開設する際は、取り扱うジャンルを絞った専門店にすることをおすすめします。その方がショップに個性が出せますし、集客を集めやすいですからね。
そして、ジャンル決めの際にもう1つ重要なポイントが市場規模です。市場規模がないと販売をしても利益を獲得することができません。
市場規模を調べるには、Amazonを利用することをおすすめします。Amazonではセラースプライトというツールを使って各商品の市場規模を調べることができるからです。
具体的には、特定のキーワードに関して、「直近にどれくらい検索されているか」「月間でどれくらい検索されているか」「どの季節に検索されているか」「どのくらい売れているか」「どれくらいクリックされているか」などをリサーチすることができるのです。
様々なジャンルの商品を検索して、自分が扱うジャンルを決めていくことが大切です。
ちなみに、セラースプライトでは他にもどんな商品が検索されているかランキングを調べる「順位チェッカー」やどんなキーワードで商品が検索されているか調べる「逆引きリサーチ」、キーワードで商品をリサーチする「キーワードリサーチ」などといった機能も利用することができます。
英語か中国語のみで日本語には対応していませんが、それでも充実の機能が揃っていますよ。
ステップ2:ブランド名を決定する
ジャンルが決まったら、ブランド名を決めましょう。ブランド名はショップの資産です。うまいネーミングをしてライバルと差別化をしていきましょう。
ブランド名設定のコツは以下の通りです。
- 短く覚えやすいものにする
- 競合他社を調べ違いを生み出す
- オンライン上での見え方を配慮する
- オリジナルかどうか確認する
オリジナルかどうかの確認には商標登録を調べましょう。特許情報プラットフォームを使って、ブランド名が商標登録されていないかを確認してみてください。
利用可能なブランド名かどうか調べることができたら、実際にGoogle検索などでブランド名を検索して見て、似たようなブランドがないかを確認していきましょう。
ブランド名が決定したら、オリジナルロゴを作成しましょう。ブランドロゴはShopifyの機能を利用すれば無料で作成することができます。何百ものテンプレート、アイコン、色を組み合わせて作成。作ったロゴはSNSのアイコン用に変換することも可能です。
合わせて読みたい>>Shopifyが無料で提供する便利ツールをご紹介
ステップ3:Shopifyサイトを作成する
いよいよShopifyでネットショップを構築していきましょう。Shopifyは170か国、100万店舗以上で利用されている世界シェアNo1のECプラットフォームです。
月額29ドルから始めることができ、決済手数料も業界最安値。しかも、登録して3日間は無料で利用することができるのです。
こちらから登録画面に移動することができます。登録から詳しいサイトの作り方に関しては「Shopify スターターガイド」で解説しているので、参考にしてくださいね。
ステップ4:OberloでAliexpressから商品を取り込み
Shopifyの登録が完了したら、Oberloのアプリをダウンロードします。OberloはShopify上でドロップシッピングを行うことができるアプリの1つです。すでに6500店舗を超えるShopifyストアがOberloを利用しており、越境EC(輸入販売)×無在庫販売を実現したい場合に非常に便利なアプリとなっています。
ドロップシッピングは在庫を持たずに商品を販売することができるEコマースの一種。ネットショップの事業者が商品の取り扱いを行うサプライヤーと連携し、お客様が購入ボタンをクリックするとその情報をサプライヤーに伝え、サプライヤーが商品の発送業務を行ってくれます。
つまりOberloを利用すれば在庫がない状態でも、ネットショップを始めることができ、在庫管理や配送業務といったタスクを行わなくてよくなるのです。
Oberloをダウンロードしたら、Aliexpressから商品を登録していきましょう。Aliexpressは中国の大手ECモールです。商品ラインナップが多く、値段も安いものが多いのが特徴です。
Oberloでは、ワンクリックでAliexpressの商品をインポートすることができます。商品一覧から気になる商品をピックアップし、Add to importをクリックすればOKです。
この時注意するのは、商品数よりも質を意識することです。
ドロップシッピングでは、商品の質や配送サービスがあなたのショップの評価につながります。万が一不良品を売って、お客様からクレームを受けたら、あなたのショップの評価が下がってしまう可能性もあるのです。
ちなみにOberloではAliexpressのレビューをインポートすることも可能です。自分のショップに最初からレビューを載せることができる便利な機能なので、ぜひ導入してみて下さい。
ステップ5:商品情報・画像の調整をする
インポートした商品情報を編集します。Oberloは商品をインポートした際に日本語の表記がおかしくなることがあるためです。Oberloの管理画面にある「インポートリスト」をクリックすると選択した商品が表示されるので、その日本語を自然なものになるよう修正して下さい。
さらに画像が見づらいものはPhotoshopなどで明るさの修正などを行いましょう。
詳しいOberloの使い方に関してはこちらの記事で解説しているので、参考にして下さいね。
合わせて読みたい >> Oberloで簡単にドロップシッピングを実現
ステップ6:Facebook広告と連携をする
ショップ開設とOberloでの商品取り込みが完了し、商品を販売できる状態になったらShopifyとFacebookを連携させましょう。Facebookの連携を行うことでFacebookだけでなく、Instagramでも広告を配信することができます。
特にOberloでのドロップシッピングではいかに集客ができるかどうかが鍵となります。気軽にできるドロップシッピングだからこそライバルが多く、商品で勝負することもできないですからね。
Facebook広告ではダイナミック広告を導入することをおすすめします。ダイナミック広告はあなたのネットショップを訪問したことがあるお客様に実際の商品をFacebook上で宣伝することができる広告手法のことを指します。
お客様の行動に基づき、興味関心がある商品を掲載することができるので、高い集客が期待できます。具体的なFacebookの連携はこちらの記事を参考にして下さい。
合わせて読みたい >> Shopifyで連携できるGoogle広告とFacebook広告の連携方法
ステップ7:広告のパフォーマンスを見て調整を行っていく
実際にショップをスタートした後は、広告のパフォーマンスを分析して修正・改善を行っていきましょう。先ほどのFacebook広告と連携でFacebookピクセルを設定しているはずです。
Facebookピクセルではあなたのサイトを訪れていて同時にFacebookにログインしているビジターの行動がトラッキング可能となります。
どのページをいつどのタイミングで見ているのかを記録することができますよ。
まとめ
いかがでしたか。本日はShopifyで無在庫販売を行うための7つのステップについて解説をしていきました。7つのステップは以下の通りでしたね。
- 取り扱いジャンルを決める
- ブランド名を決定する
- Shopifyサイトを作成する
- OberloでAliexpressから商品を取り込み
- 商品情報・画像の調整をする
- Facebook広告と連携をする
- 広告のパフォーマンスを見て調整を行っていく
無在庫販売を行うことで、リスクゼロで簡単にネットショップ販売をすることができます。無在庫販売は簡単な一方、ライバルも多い分野になるので集客の仕方が鍵になります。
本日紹介したFacebook広告などをうまく利用して下さいね。