BASE(ベイス)とは|評判・機能・料金、デメリットも徹底解説
無料で簡単にネットショップを作成することができるBASE。
今回はそんなBASEについて徹底解説していきます。
- BASEが気になる方
- ネットショップを気軽に始めたい方
- 副業でネットショップを始めたい方
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばBASEとは何かどんな人に向いているのか、どういう点に注意すればいいのか全てがまるわかりですよ。
BASE(ベイス)とは
BASEは2012年に日本で誕生したネットショップ作成サービスです。導入が簡単で初期費用がかからないため、初心者さんでも簡単にECサイトが作れると近年話題になっています。
テレビコマーシャルでもおなじみですよね。完全日本語のサービスなので、サポート体制も充実しています。
BASEの評判とは
BASEでショップを開設した「DIY store PBW」は海外のような結婚式をイメージしたウェディングアイテムを扱うブランドです。洗練されたアイテムが揃っていて、サイトもおしゃれで雑誌を読んでいるようです。
そんな「DIY store PBW」がECプラットフォームとしてBASEを選択した理由は、機能が他のサービスよりもカスタマイズしやすかったからだそう。(参考:【ネットからリアルへ vol.2】 ウェディングアイテムショップ<DIY store PBW>が語る、国を超えたリアルへの挑戦)
確かに、BASEはAppsと呼ばれるアプリで様々な機能を必要なタイミングで必要な分カスタマイズすることができます。Appsは管理画面「Apps」の項目から気になったもののインストールボタンをクリックするだけで実装完了します。
また、たくさんのシルバーアクセサリーを扱う「ivy.」は、月額無料で利用できるからこそBASEをプラットフォームに選んだとのこと。(参考:【ネットからリアルへ vol.3】友達感覚で一緒に選ぶ。アクセサリーブランド< ivy.>が大切にする、お客様とのつながり)
やはりブランドが成長するまでは初期コストはなるべく抑えていきたいですよね。BASEは無料でスタートできるので、気軽に始めることができる点も魅力です。
BASEの機能とは
BASE Apps
BASEは先ほども言ったように様々な機能をAppsを使ってカスタマイズすることができます。ここではたくさんある機能からいくつかをピックアップして紹介します。
今回紹介するのは数あるアプリのうちのほんの一部です。こちらの記事でも紹介しているので、参考にしてみて下さい。
メッセージ
メッセージ Appを利用することで、ショップ画面の右下にチャット窓を作成することが可能になります。実際にお客様とチャットでやりとりをすることで、ネットショップに不足しがちなお客様とのコミュニケーションや接客を行うことができます。
プッシュ通知
フォローしているお客様にプッシュ通知を送ることができるアプリです。新商品の販売の際にこの機能を利用すればお客様に効果的なプロモーションをすることができます。
SEO設定
SEO設定 Appを利用するとショップのトップぺージ、ショップの説明、各商品ページごとに任意のdescription(説明文)を追加することが可能。これによって検索エンジンに最適化され、より多くの集客が期待できます。
カテゴリ管理
カテゴリ管理 Appを利用することで、商品ごとにカテゴリを設定することが可能です。カテゴリ分けをすればそれだけお客様がお目当ての商品を見つけやすくなり、購入率アップが期待できるでしょう。
英語・外貨対応
英語・外貨対応もアプリを利用すれば実装することができます。なんと表示できる通貨の種類は34種類!越境ECを始めたい人にもBASEはおすすめのサービスなのです。
ちなみに越境ECに関しては、海外配送も「NEOlogi」との連携で可能。インボイスの発行など、面倒な輸出手続きもすべて外注でき、国内外150か国に配送することができますよ。
商品コード
商品コード Appは商品コード・種類コード・国際基準識別コードのJANコードで管理することができます。これにより在庫管理がスムーズになること間違いなしです。
SNS連携
BASEではInstagram、Twitter 、LINE公式アカウント、Facebook 、AmebaといったSNSと連携することができます。今やSNSは多くのユーザーが利用するツールです。多くの集客が狙えます。
特にInstagramは、ECサイトとの相性がいいSNSです。おしゃれな写真を投稿できる上に、商品をタグ付けして商品販売ページとリンクさせることも可能。さらにインスタライブでリアルタイムにお客様とコミュニケーションをしながらプロモーションを行うことができるのです。
BASEの料金とは
BASEが無料でスタートできることは皆さんご存知ですよね。もちろん年会費や月額費用もかかりません。
代わりにショップの商品が売れた際に、決済手数料とサービス利用料などが発生します。BASEで発生する手数料は以下の通りです。
決済手数料 | (各注文ごとに)3.6%+40円 |
サービス利用料 | (各注文ごとに)3% |
例えば1000円の商品が10個売れた場合は760円の手数料がかかります。
1000円×3.6%+40円=76円
76円×10個=760円
また売上金が振り込まれる際には、振込手数料と事務手数料が発生します。発生する手数料は以下の通りです。
振込申請額が2万円未満 | 振込手数料250円+事務手数料500円 |
振込申請額が2万円以上 | 振込手数料250円(事務手数料0円) |
ちなみに振込は振込申請をした日から10営業日で行われます。早期振込希望の場合は、最短翌営業日に売上が入金される「お急ぎ振込」という機能もありますよ。
つまりBASEでは商品が売れるまでは、コストが一切かからないのです。「初めてのショップ運営で商品が売れるかわからない」という人にぴったりのサービスなのです。
BASEのメリット・デメリット
BASEのメリット
- 無料でショップ開設ができる
- 入金サイクルが早い
- 開設が簡単
- オリジナリティ溢れるショップを構築できる
- サポート体制が充実している
先ほど言ったようにBASEは無料でスタートでき、入金サイクルが早い他にも構築が簡単だというメリットがあります。BASEでのショップの構築の仕方は以下の通り。
- アカウントを登録する
- メール認証をする
- 商品を登録する
- ショップの装飾をする
- ショップを公開する
ショップの装飾はデザインテンプレートを選択するだけでOKです。デザインスキルやコーディング知識は不要。
BASEにある無料のデザインテンプレートの数は16種類。有料のテンプレートを合わせるとその数は40種類以上にも及びます。先ほど紹介したBASE Appsと組み合わせれば、他と被ることがないオリジナリティ溢れるサイトを作ることができるのです。
合わせて読みたい>>ネットショップ構築「BASE」の始め方
さらに、サポート体制が充実しているのもBASEの魅力です。海外発のサービスの場合、日本語訳がおかしかったり、問い合わせても英語で回答がきたりそもそも回答が遅かったりします。しかし、BASEは日本で誕生したサービスなので、そういった心配は不要。
専用サポート窓口にお問い合わせフォームやメール、チャットでお問い合わせすることが可能です。
またBASEが運営しているコンテンツ「BASE U」を利用すれば、ネットショップ初心者さんが迷いやすいBASEの運営方法のノウハウや、BASEでショップ構築した方へのインタビューなどを調べることが可能。
すぐに使える技やノウハウが詰まっていますよ。
BASEのデメリット
メリットもあればもちろんデメリットもあります。BASEのデメリットは以下の通りです。
- 集客面が弱い
- 決済手数料がかかる
集客面が弱い
BASEは無料のサービスだからこそ、ショップをオープンするライバルの数も多いです。そんなライバルと差をつけるために集客に工夫をしていく必要があります。
決済手数料がかかる
決済手数料は先ほど紹介した通りですね。初心者の人なら商品が売れるまでコストがかからないという点で魅力的ですが、売上がある程度保証できるビジネスの場合はShopifyなどの決済手数料が安いサービスの方が向いていると言えるでしょう。
メリット・デメリットの詳細に関してはこちらの記事で解説しているので、合わせて読んでみて下さいね。
BASEはこんな人に向いている
BASEが向いているのは以下のような人です。
- 副業でネットショップを開きたい方
- 初めてネットショップを始める方
- 気軽にショップ運営を始めたい方
- コストをなるべく抑えたい方
「特に月数万円ほどの売上があればいい」「本業で忙しいからなるべく労力をかけたくない」という方はBASEに向いていると言えます。コストを抑えてスタートすることができ、構築も簡単ですからね。
とりあえず始めてみるというファーストステップにもぴったりのプラットフォームと言えるでしょう。
まずBASEでスタートして、ショップが本格化したら別のサービスに移行するということも1つの手と言えます。
まとめ
いかがでしたか。本日はBASEを評判・機能・料金やメリット・デメリットなどという側面から徹底解説をしていきました。
とにかく簡単にリスクゼロで始めることができるのが魅力のBASE。
まず始めてみるということもできるので、この機会にトライしてみてはいかがでしょうか。