ネットショップを無料で作れるサービス10選!
「ネットショップでオリジナルの商品を販売したい」
「自分のブランドを販売するプラットフォームが欲しい」
そのような思いはありませんか。自分でネットショップを作るのはなんだか大変そう。初期費用がかかりそうという声をよく耳にします。
しかし、実はネットショップ作成サービスの中には無料で始められるものが多くあるのです!
本日はそんな初心者におすすめの無料ネットショップ作成サービスを10個ご紹介していきます。
- ネットショップを始めたい方
- ネットショップ運営初心者の方
- お金をかけずにビジネスを始めてみたい方
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばネットショップを無料ですぐに始める方法が分かりますよ。
ネットショップを作成する5つの方法
ネットショップを作成するには主に5つの方法があります。この中で無料でネットショップを作るのであれば、「ASP」もしくは「オープンソース」「WordPressのプラグイン 」がおすすめです。
①ASP
ASPとは、ネットワークを通じてアプリケーションを提供することを指します。
従来のソフトウェアはコンピュータやサーバにインストールして使用していましたが、ASPではインターネットを介してサービス提供者のサーバにアクセスしてサービスを利用します。
個人のユーザーがECの根幹部分を編集することができない分、初期費用を大幅に削減することができます。また、すでに実装された機能だけを利用するので、導入までのスピードが早いのも特徴です。
ただし、独自の拡張性がないため、個別のカスタマイズができないといった点がデメリットとして挙げられます。
②オープンソース
オープンソースはインターネット上に公開されているソースコードを使ってネットショップを構築する方法です。
オープンソースのプログラムは無常でサーバにインストールすることができるので、コストを抑えて始めることができます。カスタマイズの幅が比較的広い点もメリットです。
ただし、自分でカスタマイズや保守管理を行っていかなければならず、WEB制作に関する知識やスキルが求められます。
③ECパッケージ
ネットショップ運営に必要なシステムや機能を備えたショッピングカートシステムのことをECパッケージと呼びます。
商品管理や在庫管理、売上管理などといった機能が実装されているので、自社のサーバにECパッケージをインストールすれば1からシステムをプログラミングする必要はありません。
様々な機能をオプションとして追加することができ、ニーズに合わせてカスタマイズしやすいのが特徴です。
④クラウドEC
クラウドECとはクラウド上にあるプラットフォームを用いてECサイトを構築できるサービスのことを指します。
クラウドECは自社のサーバにインストールする必要はなく、クラウド環境上でネットショップを運営していくことになります。
アップデートなどは自動的に行われシステムを入れ替える必要がないため、長期的に見てコストパフォーマンス性が高いと言えます。
⑤フルスクラッチ
フルスクラッチはネットショップをゼロから開発する方法です。完全オリジナルで自分の作りたいように構築することができる点がメリットですが、専門技術が必要で、開発費用は高額になってしまいいます。
また、他のネットショップ構築方法に比べ開発時間も長くなってしまいます。
⑥WordPressのプラグイン
無料でブログやホームページを作成できるWordPressでは、プラグインで様々な機能をカスタマイズしていくことができます。
ネットショップに関するプラグインも実は豊富なのです!それらのプラグインを利用することで、無料で使えるWordPressでECサイトを構築することも可能なのです。
ネットショップを無料で作れるサービス10選!
ここからは無料のネットショップ作成サービスを紹介します。
ASP
BASE
BASEは2012年に日本で誕生したネットショップ作成サービスです。導入が簡単で初期費用がかからないため、初心者さんでも簡単にECサイトが作れると近年話題になっています。
また様々な機能をAppsというものを使ってカスタマイズすることができます。
例えばメッセージ Appならショップ画面の右下にチャット窓を作成することが可能になります。プッシュ通知Appはフォローしているお客様にプッシュ通知を送ることが可能です。
他のAppsやBASEのより詳しい特徴などはこちらの記事で紹介しています。
合わせてチェックしてみてくださいね。
合わせて読みたい>>BASE(ベイス)とは|評判・機能・料金、デメリットも徹底解説
STORES
STORESは日本のストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社が運営するネットショップ作成サービスです。
STORESは無料のデザインテンプレートが48種類も用意されています。BASEの無料テンプレートは11種類、Shopifyも無料のものは9種類なので、他のサービスと比べてもテンプレートの数が多いと言えます。
無料のテンプレートは選択するだけで、デザイン性溢れる本格的なECサイトを作ることができます。
コーディングの知識はもちろん不要なので、初心者でも簡単にネットショップを作ることができますよ。
合わせて読みたい>>STORESとは|評判・機能・料金、デメリットも徹底解説
ジンドゥー
ジンドゥーとは2007年にドイツで誕生したホームページ作成サービスです。
ネットショップの作成にも対応していて、全世界2500万以上サイトで利用されています。
無料で利用できるJimdoFreeプランは5点の商品を販売することが可能です。決済方法はPayPalのみとなっています。
より多くの決済方法を求める場合や、商品数を増やしたい場合は有料のプランを利用するのをおすすめします。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングは2013年に無料化されたモール型ASPです。
先ほど紹介したBASEやSTORESはカート型と呼ばれ、専門店のようなイメージですが、このモール型ASPは、様々なショップが集まっているショッピングモールのような販売方法を行っているので、より集客を集めやすいといった特徴があります。
イージーマイショップ
イージーマイショップは株式会社システムリサーチが提供しているサービスです。
無料プランも含めた4つのプランがあり、有料プランを利用することで様々な拡張機能を利用することができます。
ページのデザインはテンプレートを選択して自由にカスタマイズすることができます。全て無料のテンプレートでまるでブログを作成するかのように簡単に作ることができますよ。
ワイズカート・ゼロ
ワイズカート・ゼロは株式会社エンターテックが提供するサービスです。
無料のASPのシステムの中では珍しく、電話でのサポートも行っています。
運用に関する手厚いバックアップが必要な初心者におすすめです。
オープンソース
EC-CUBE
EC-CUBEは株式会社ロックオンが開発をし、2006年に提供が開始されたシステムです。
オープンソースのECパッケージは海外で作られたものが多いですが、EC-CUBEは日本製で国内3万5,000店舗以上が導入しています。
日本語を前提とした構成になっているので、日本人にとって非常に使いやすいという特徴を持っています。
さらに、EC-CUBEは利用者のコミュニティが提供されているので、ネットショップ運営に関する質問などを行うことができます。
初心者では迷ってしまうようなことも、利用者同士で助け合えるので、安心感がありますね。
Magento
MagentoはAdobe Systems社のExperince Cloudのラインナップのうち、eコマースの領域を担うソフトウェアプラットフォームです。
日本では知名度が低いものの、世界のオープンソースソフトウェアでは2位、11%のシェアを誇っています。
機能の数は3000種類以上あり、カスタマイズ性が高いといった特徴があります。海外でのシェアを確立しているということもあって、越境ECのプラットフォームとして利用する方も多い印象です。
プラグイン
Welcart
Welcartは日本発のWordPress専用ショッピングカートプラグイン です。
WordPress 公式プラグインで安心感があり無料で利用できるのも嬉しいポイントです。
クレジットカード決済やクーポンの発行、ダウンロード販売機能や定期購入機能など様々なカート機能に対応していますよ。
特に定期購読やダウンロード販売などはデジタルコンテンツの販売もできる機能が充実しています。電子書籍や写真コンテンツ、音楽コンテンツなどの販売に興味がある方におすすめです。
- クレジットカード決済
- クーポンの発行
- ダウンロード販売
- 定期購入の機能
- 複数配送ギフト機能
- 価格変動
- 自動継続課金
- 受注CSV
- 受注一元管理
WP-OliveCart
WP-OliveCartはWordPressで利用しているテーマを変えずにショッピングカート機能を追加することができます。
すでにWordPressでホームページやブログを持っている方などなるべく既存のデザインを壊したくないこともあるでしょう。そんな方でもWP-OliveCarなら見た目を大きく変えることなくEC機能だけを足すことができるのです。
実装の仕方は簡単です。プラグインの「新規追加」から「プラグインをアップロード」を選択し、WP-OliveCartをZip形式のままアップロードすることで実装が行えます。
WordPressの管理画面上からECサイトの管理を行えるので、ブログと同時に運用できるのもポイントですよ。
受注管理や顧客管理機能を利用したい場合は、有料のPro版をおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。本日はネットショップを無料で作成できる10個のサービスについて紹介していきました。
BASEやSTORESなどのASPは、細かいカスタマイズはできないものの簡単に導入ができるのが魅力でしたね。
WordPressのプラグイン やEC-CUBEやMagentoなどのオープンソースは、ASPに比べると専門的な知識が必要にはなるものの、細かいカスタマイズで独自性を持たせることができました。
どのサービスも無料なので、気になるものに登録してみて使いやすさなどを体験してみるのも良いかもしれませんね。