【2023年版】オンライン決済代行サービス徹底比較
ネットショップにおいて、決済サービスの選択肢がたくさんあると便利ですよね。
お客様の満足度向上は、ショップのリピート率にも直結します。
しかし決済方法を増やすことはそれだけ業務量が増え、事業者側の負担になってしまいます。
そこで今回は、そんなオンライン決済を代行してくれるサービスを紹介していきたいと思います。
- ネットショップを始めようと思っている方
- ネットショップを始めたばかりの方
- 決済代行サービスについて知りたい方
ぜひこの記事を読んで決済代行サービス選びの参考にしてくださいね。
オンライン決済代行サービスとは
オンライン決済代行サービスとは、クレジットカードやQRコード、電子マネー決済などの決済サービスを導入したい事業者とVISAやPayPayなどの決済会社を仲介し、決済のサービスを行う会社のことを指します。
決済会社と個別で契約を行うと、決済会社ごとに入金サイクルが異なるので事務処理に時間がかかってしまいます。顧客満足度のために複数の決済会社と契約するとそれだけ管理が大変になってしまうのです。
しかし決済代行サービスなら一括で管理を行うことができるため、業務負担を軽減することができるのです。
オンライン決済代行サービス徹底比較
PayPal
海外で多く利用されていて、そのユーザー数は世界で2億5000万人以上と言われています。越境ECを始めたい事業者様におすすめです。
合わせて読みたい>>越境ECと言えばShopify(ショッピファイ)!役立つアプリを紹介!
STORES 決済
STORES 決済はクレジットカードだけでなく、各種電子マネーにも対応しています。導入には専用の決済端末が必要となります。
Stripe
Stripeは世界120か国で利用されています。不正使用への対応、請求書の送付、仮想カードと物理カードの発行、資金調達、ビジネス上の支出管理などさまざまな機能もあり、事業者をサポートしています。
Paygent
Paygentはさまざまな決済サービスに対応しています。
エヌ・ティ・ティ・データと三菱UFJニコスの出資による安定した経営基盤なので、安心して利用できますね。
ROBOT PAYMENT
ROBOT PAYMENTは、クレジットカード決済・コンビニ決済・電子マネー決済・キャリア決済などを対応しています。決済手数料は2.65%~で審査は最短3営業。
業務を自動化、ロボット化するという使命のもと、さまざまなサービスを提供しています。
Square
三井住友カードと提携しているアメリカ発のサービスです。導入は専用のカードリーダーを取り付けるだけ。
コストも安く、三井住友銀行の口座であれば最短翌日入金も可能。
2020年10月にはSquareから、無料のネットショップ作成サービス「Square オンラインビジネス 」も誕生しました。これによりストアとリアル店舗との連携も行いやすくなりました。
合わせて読みたい>>Square オンラインビジネスとは|評判・機能・料金、デメリットも徹底解説
Paid
企業間取引を対象とした後払いサービスです。与信審査や請求、代金回収業務などすべての業務を代行してもらえます。取引先が未払いだった場合も、代金を100%保証してもらうことができます。
個人事業主では利用することができないので、注意が必要。
面倒な決済業務を委託することができ、業務効率をあげることができますよ。
NP掛け払い
個人事業主でも取引が可能なサービスがNP掛け払いです。与信審査、請求書発行、入金管理、督促など一連の請求業務をすべて代行可能となっています。
BOTCHAN PAYMENT
BOTCHAN PAYMENTはチャットボットを使用したサービスです。会話型の入力フォームはサイトからの離脱を最大限抑える効果が期待できます。
PAY.JP
シンプルさが魅力のPAY.JPは「BASE」のグループ会社が運営しています。初期費用や月額費用はタダで、決済手数料も2.59%と安いのが魅力です。
合わせて読みたい>>BASE(ベイス)とは|評判・機能・料金、デメリットも徹底解説
GMOペイメントゲートウェイ
1995年にサービスを開始して以来、これまで8万店舗以上で利用されてきた業界シェアNo1のサービスです。事業者のニーズに応じた適切なサービスを提案してくれるのが大きな強みとなっています。
万全のセキュリティや年中無休のサポート体制も用意されていますよ。
Airペイ
専用のアプリとカードリーダーで使えるサービスです。電子マネー決済やQRコード決済、ポイントカード決済などにも対応。
どの銀行口座であろうと振込手数料が無料です。Airペイでかかる料金は決済手数料のみ。
リクルートグループが運営しているので、安心安全なのも強みとなっています。
ナチュラルペイメント
12年にわたる実績を誇るナチュラルペイメントはその実績を活かしてユーザーのニーズに最適なサービスを提供してもらえます。
情報商材の取り扱いが可能で、決済手数料も売り上げで変動しないため料金体系がわかりやすくなっています。
イーコンテクスト
大手コンビニチェーン「ローソン」から誕生したサービスです。クレジット決済の他、コンビニ決済や銀行決済、キャリア決済などに対応しています。
年中無休の問合せ窓口やECサイトの支援サービスの提供など、手厚いサポートも魅力です。
SBペイメントサービス
ソフトバンクグループが提供するのがSBペイメントサービス。国際基準の獲得やプライバシーマークの取得など高いセキュリティを誇っています。
Shopifyでは設定画面から設定が可能です。楽天ペイやAlipayなど使える決済手段の種類は20種類以上なのも魅力ですね。
合わせて読みたい>>【対応必須】AlipayをShopifyマルチ決済で連携する方法【越境ECはショッピファイ】
オンライン決済代行サービスの選び方
オンライン決済代行サービスを選ぶ先は以下のポイントに着目するようにしましょう。
- コスト面
- マルチ決済が可能か
- セキュリティ面はどうか
コスト面
やはりネットショップを運営していく上で重要なのがコスト面ですよね。個人で決済サービスを導入するよりも、代行をした分コストが発生してしまいます。
それぞれのサービスは、月額費がかかるものや初期費用がかかるもの、決済手数料もサービスによってバラバラです。
どのサービスがいいかよく検討していく必要があります。
マルチ決済が可能か
マルチ決済は、ユーザーのさまざまなニーズに応えられます。例えばクレジットカードを持っていない方向けにはコンビニ決済、海外向けの販売には多通貨対応やPayPalなど越境ECに強い決済など。
こうしたマルチ決済を導入することで顧客満足度の向上に繋がり、かご落ちなどの問題にも対応していくことができますよ。
セキュリティ面はどうか
個人で導入する時と比べると、顧客情報が流出する可能性が少なからずあります。
セキュリティ面で安心できるサービスを選択するようにしていきましょう。
オンライン決済代行サービス導入のメリット
事務処理の負担軽減
先ほども言ったように、決済会社それぞれと個々に契約を結んで管理を行うとなると、入金サイクルはバラバラ、手数料なども異なるため管理に大きな負担がかかります。
決済代行サービスなら複数の決済を一括管理をしてもらうことで業務負担を軽減することができるのです。
審査を一括で代行してもらえる
ネットショップでクレジット決済を導入する際は、カード会社の審査を行わなくてはいけません。審査基準はカード会社によってバラバラなので、取り扱いできないカードブランドが出てくる可能性もあるのです。
それも決済代行サービスなら審査通過のノウハウを持ち、面倒な手続きも代行が可能。安心して利用することができますね。
導入後のサポートをしてもらえることも
サービスによっては、導入後のサポートまで行ってくれるところもあります。
例えば決済処理がうまくいかない場合など、もしもの時に対応してもらえるのは心強いですよね。
オンライン決済代行サービス導入のデメリット
手数料が高くなる場合がある
決済サービスの代行をしてもらえる手軽さが魅力ですが、個人で手配するよりは手数料がかかってしまう可能性があります。業務負担を削減できるので、その分の経費と考えても良いかもしれませんね。
セキュリティで安心できる会社を選択しなければならない
決済代行サービスでは顧客情報が流出してしまうリスクがゼロではありません。セキュリティ面で信頼できるサービスを選択しましょう。
オンライン決済代行サービスはこんな人におすすめ
マルチ決済を導入したい方
決済の多様化はユーザーの選択を広げ、満足度や購買率の向上にも繋がります。
オンライン決済代行サービスでは複数の決済サービスへの手続きを代行してもらうことができます。個人で複数のサービスと契約すると時間や労力がかかってしまいますよね。
オンライン決済代行サービスならそう言った心配がないので、マルチ決済をしたい事業者様におすすめなのです。
決済業務を削減したい方
先ほども言ったように個々に決済サービスと契約をすると入金のタイミングが異なっていたり、手数料がバラバラだったりと管理に手間がかかります。
オンライン決済代行サービスなら1つの契約・手続きで全てを管理できるので、業務負担の削減にも繋がりますよ。
まとめ
いかがでしたか。本日はオンライン決済代行サービスの徹底比較をしていきました。
サービスによって、コストパフォーマンスが良いものやBtoBに強いもの、セキュリティに強みがあるものなどさまざまでしたね。
選択の際には、マルチ決済が可能かどうか、コストとセキュリティはどうかに着目していくことをおすすめします。
自分のブランドがどんなサービスを求めているのかをよく考えて、ニーズにあったサービスを選択していきましょう。