Shopifyと連携できる物流サービスとは
人気のECプラットフォームShopifyでは外部の物流サービスと連携をして、商品の管理から発送までをサポートしてもらうことができます。
今回はそんなShopifyと連携できる物流サービスについて解説をしていきたいと思います。
- Shopifyが気になる方
- 物流サービスについて知りたい方
- ネットショップを始めたい方
これら当てはまる方におすすめの記事になっています。これを読めばECサイトにおける物流サービスについて丸わかりです。
物流サービスとは
ECサイトにおける物流サービスは一般的に商品をお客様に届けるために必要な物流プロセスのことを指します。具体的には以下の業務になります。
- 商品登録・入荷・検品
- 保管
- ピッキング
- 梱包・出荷
商品登録・入荷・検品
まずは販売する商品を登録します。商品がどのようなサイズでどのような素材でできているのかなど、わかりやすく伝えていく必要があります。
特にECサイトでは、お客様は実物を直接みて商品を購入することができないため、サイト上の印象と実物の印象に差異がでないよう商品写真や原稿に気をつけていく必要があります。
ShopifyではAR機能を使って商品がまるで目の前にあるかのようにショッピング体験を行うことができます。
気になる方はこちらの記事をチェックしてみて下さい。
商品の登録が完了したら、商品を十分な数確保できるように入荷作業を行います。
仕入れた商品に不良品があった場合は、お客様の元に届けられる前に取り除く必要があります。その作業を「検品」といい、物流業務の中で重要な要素となっています。
保管
仕入れた商品は、在庫として保管をしておくことが一般的です。保管状態が悪いと商品価値が下がりかねません。
適正な場所で管理を行い、在庫数を定期的にチェックしていきましょう。
ピッキング
注文を受けた後に、商品を保管場所から取り出す作業をピッキングと言います。
多くの商品を扱うショップでは、商品を取り違えて発送してしまう可能性もあるので、注意してピッキングを行う必要があります。
梱包・出荷
梱包作業では、配送方法に応じて適切な箱や袋に商品を詰めていきます。梱包が不十分だと商品に傷が入ったり、破損する恐れがあります。
お客様の満足度の低下にも繋がりかねないので注意をしていきましょう。
出荷作業は指定の配送業者が請負います。消費者のもとへ適切にスピーディに届けられるようにしていく必要があります。
Shopifyでの物流サービス
ShopifyではECサイトの開設や運営、SNSマーケティング、決済などをフォローすることができます。
しかし、商品登録などを除く物流サービスは自分たちで業務フローを確立していく必要があるのです。
そもそもShopifyとは
Shopifyは2014年にカナダで誕生したECプラットフォームです。月額制のサブスクリプション型で29ドルからネットショップをオープンすることができます。
完全無料のネットショップ作成サービスもあったりしますが、そういうものは1つ1つの商品を売り上げた際に発生する手数料が高いものがほとんど。
Shopifyでは取引手数料はかからず決済手数料も最安値と言われているのです。
合わせて読みたい>>【安っ!】Shopify利用料金を紹介!プラン比較や入金サイクルは?【ショッピファイ費用】
ショップの装飾は100種類上あるデザインテンプレートから行い、機能を拡充するアプリの数は3200種類以上。
カスタマイズ性に富んだ本格的なECプラットフォームと言えるでしょう。
物流サービスを強固にするメリット
Shopifyで外部の物流サービスを導入することによって物流面が強固になるわけですが、なぜ物流サービスを強固にする必要があるのでしょうか。
ユーザーの手元に商品が届くスピードが速くなる
近年ネットショップでは商品をお客様に届けるスピードが重視されています。
Amazonや楽天市場といった大手のECサイトをイメージしてもらえれば良いかもしれません。
大手企業の即日で商品が届くというものに慣れているユーザーが、あなたのショップで商品を購入した際になかなか商品が到着しなかったら不安や不快感を抱きかねません。
さらにスピードを速くするだけではなく、梱包の綺麗さや正しい商品が届くようにするなどブランドの信用に関わる点も、外部の物流サービスで体制を整えていきたいところです。
イベントにも対応できる
クリスマスや年末年始、セール時期などはギフトラッピングの需要が高まり物流業務に負荷がかかります。
そういった繁忙期にも通常期と変わらないクオリティで物流業務をこなすために強固な物流サービスが重要なのです。
合わせて読みたい>>まだネットショップないけど、クリスマス商戦に間に合う?【Shopifyなら余裕】
Shopifyで連携可能な物流サービス
Shopifyに連携可能な物流サービスは以下のものがあります。
- SHIPPINNO
- Zoho Inventory
- NEXT ENGINE
- mylogi
- ロジクラ
- illustriousのLIsmoa
各物流サービスは、それぞれ費用や補えるサービスが異なります。こちらの記事ではそれぞれのサイトの特徴を紹介しているので参考にしてみて下さい。
費用に関してはこちらの記事でまとめていますよ。
まとめ
いかがでしたか。本日はECサイト運営に不可欠な物流サービスについて詳しく解説をしていきました。
商品登録・入荷から梱包・出荷までの一連の業務を物流業務といい、自社で業務フローを確立していく必要がありました。
強固な物流サービスを選択することで、ユーザーの満足度に直結するため物流サービス選びは重要でしたね。
Shopifyで連携できる物流サービスは、コストやサービス内容がそれぞれ異なるので、各サイトをよくチェックしたり、見積もりを立てて複数のサービスから選択することをおすすめします。