Shopify

ついに解禁!Shopify Marketsで世界中に商品を届けよう

makka

越境ECの管理が一括でより簡単に行える新サービス「Shopify Markets」が2021年9月に追加されました。

以前から越境ECに強みを持っていたShopifyですが、Shopify Marketsの登場でより便利に楽になっていくでしょう。

今回はそんなShopify Marketsについて徹底解説をしていきます。

  • Shopify Marketsが気になる方
  • 越境ECを行いたい方
  • 自分のブランドを海外に展開していきたい方
  • Shopifyが気になる方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばShopify Marketsがどんなサービスなのかが丸わかりですよ。

Shopify Marketsとは

Shopify Marketsは、越境ECの不便さを解消するために立ち上がったサービスです。

通貨や言語の変更、支払い方法の変更や関税などと言った越境ECに必要な面倒な作業をShopify Markets1つに集約し、管理することができるようになりました。

ネットショップにおいて言語や通貨を購入者に合わせてローカライズすると、コンバージョンがそれぞれ13%から40%と大幅に増加すると言われています。そのような市場に合わせたローカライズがShopify Marketsでは簡単にできます。

Shopifyは海外発のサービスで世界195か国で使用されてきたノウハウがあるため、もともと越境ECに強みを持っていました。

それが今回のShopify Marketsの解禁によって、ますます越境ECサイトの構築はShopify一択になっていきそうですね。

Shopify Marketsでできること

ここからはShopify Marketsでできることを詳しく解説していきます。

1つの管理画面で市場別のショップを持つことができる

Shopify Marketsでは市場別にローカライズされたショップを1つの管理画面から作成することができます。

もちろん管理は日本語で行えます。

複数ショップを一元化することで、事業者はビジネスの全体を見ることができ市場調査や分析などをより容易に行えるのです。

マーケットを追加する際には、おすすめの販売国も表示されるのでそういったものも参考にすると良いかもしれません。

通貨の変更

Shopify Marketsで表示される通貨の種類はなんと133種類にも及びます。適切な通貨で表示されることで、ストレスフリーで注文することができますね。

言語の変更

ネットショップの言語も自動で変換することが可能です。

関税の徴収

購入の際に自動で輸入手数料が計算され、合計金額を表示することができます。

「関税が表示されていなくて、表示価格よりも高い金額を支払わなければならなかった!」なんてことは起こりません。

決済方法の選択

ShopifyではShopify ペイメント、Amazon Payなど様々な決済方法を選択することができます。

ヨーロッパやアメリカで人気のPayPal、中国で主流のAlipayなどもShopifyの決済方法として選択することができますよ。

合わせて読みたい>>【中国×越境EC】市場規模から展開方法まで紹介
合わせて読みたい>>【保存版・改】Shopifyの決済方法をご紹介!決済手数料やマルチ決済の導入方法も解説

市場別の価格設定

国別、市場別に商品の価格を設定することができます。国によって、商品の相場も異なります。

適切な価格を市場別に設定することで、グローバル価格戦略をより詳細に管理することができます。

グローバルな在庫のロケーション

在庫のロケーションに基づいて、各市場のお客様に在庫数をお知らせすることができます。

複数市場分析

市場ごとのパフォーマンスを確認することができます。需要のある国はどこなのか、どの国でどの商品が人気があるかなどを調査し、目標を設定することができます。

また決済方法に関しても、どの決済方法を使用するとコンバージョンが最も高くなるのかを調べることも。市場別に最もマッチした決済方法を設定することが可能です。

Shopify Marketsの料金

Shopify MarketsはShopifyのどのプランでも利用することができます。

海外販売の取引手数料として以下のコストがかかります。(Shopify ペイメント使用時)

  • 注文ごとに0.85%の手数料
  • 代替決済サービスを使用する場合は1.5%の手数料
  • 通貨を変換する場合は注文ごとに2%の手数料

ちなみにShopifyの基本プランは3つあり、料金が高くなるにつれて使える機能が追加されます。

ベーシック|小規模な事業者さまや個人ストアにおすすめ

ベーシックプランはShopifyの中で一番お得なプランです。管理画面やPOSにアクセスできるスタッフアカウントが2つまでなので、少人数で運営をしているような事業者さんにおすすめのプランです。

ベーシックプランでも、ECサイト構築に必要なプランは備わっていますし、24時間365日のサポート体制で安心して利用することができます。

スタンダード|中規模な事業者さまや売上が増えてきた方におすすめ

月額は日本円にして約8000円。このプランでは、スタッフアカウントは5つまで登録することが可能になるので、中規模な事業者さまにおすすめです。

このプランから使えるようになるギフトカードは、決済の際に利用できるコードのことです。お客様へのプロモーションとして活用できます。

プレミアム|大規模なチームをお持ちの事業者さまにおすすめ

プレミアムプランは月額31000円と少しお高めではありますが、スタッフアカウントが15個まで利用できるなど、大規模なチームには持ってこいのプランになっています。

プレミアムプランでは、カスタムレポートビルダーという高度なレポート機能を利用することができます。Google広告などの流入経路を分析しマーケティング戦略に活かすことができます。

合わせて読みたい>>【安っ!】Shopify利用料金を紹介!プラン比較や入金サイクルは?【ショッピファイ費用】

まとめ

いかがでしたか。本日はShopifyで新しくリリースされたShopify Marketsについて解説していきました。

Shopify Marketsは越境ECで障壁となる言語の問題や通貨の問題、関税の問題などを解決でき、さらに一括管理が可能です。

市場別に価格や商品などをローカライズしたショップを数回のクリックで作成することができるShopify Markets。

ブランドの海外展開を考えている方はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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