Shopifyストアのページ速度を高速化できる3つの方法
ネットショップのページ速度は、ユーザーの満足度に関わる重要な要素です。
開くのが遅いとそれだけで離脱率に繋がってしまいます。
Shopifyはもともと処理速度が早いプラットフォームですが、この記事ではShopifyストアのページ速度をより速くする3つの方法について解説します。
- 売れるネットショップを作成したい方
- Shopifyが気になる方
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばあなたのネットショップも離脱率を下げることができますよ。
Shopifyストアのページ速度を高速化できる3つの方法
画像を圧縮&サイズを縮小する
たくさんの商品写真を扱うネットショップでは、画像の容量が大きすぎるとECサイトの読み込みに時間がかかってしまいます。
画像の圧縮やリサイズを行うことをおすすめします。TinyJPGかTinyPNGなどのサービスを利用すれば画像の圧縮を行うことができます。
ぜひ活用していきましょう。
アプリを使いすぎない
6000種類以上もあり好きなタイミングで好きな機能を利用することができるのが魅力ですが、アプリの入れすぎは注意です。
アプリをたくさん入れることによりサイトスピードは低下してしまいます。
もちろんアプリにもよりますが、1つの目安として導入するアプリの数は6個から10個以内にしましょう。
何のアプリを入れるか取捨選択する際に、同業他社がどんなアプリを入れているのかをサーチすることができます。詳しい解説をこちらで紹介しているので、気になる方は合わせて読んでみて下さい。
合わせて読みたい>>Shopifyのネットショップの使用しているテーマやアプリを知る方法
容量の軽いテーマを利用する
Shopifyには100種類を超えるテーマがあります。そのうち容量の軽いテーマは以下の通りです。
- Simple(無料)
- Editiorial
- Boundless(無料)
- Debut(無料)
- System(無料)
それぞれの特徴に関してはこちらの記事を参考にして下さい。
- 合わせて読みたい>>【業種・目的別】Shopifyおすすめ有料テーマを紹介【事例付】
- 合わせて読みたい>>【業種・目的別】Shopifyおすすめ無料テーマを紹介【事例付】
ページ速度をアップするアプリも
Shopifyではページ速度を改善するアプリも用意されています。
Page Speed Boosterというアプリでは、ユーザーの次の行動を見越して、ページコンテンツを取得したり、取得の準備のために無動作時間を使用するようブラウザに指示をするアプリです。
インストールするだけでページの速度を解決してくれるので、コーディング知識は不要。誰でも簡単に扱うことができますよ。
全てのテーマに対応していますが、アプリのインストール後にテーマを変更してしまうと機能しなくなってしまいます。
もし、途中でテーマを変更する場合は、Page Speed Boosterを再インストールするようにしましょう。
ページ速度が重要な理由
そもそも何故ページ速度はネットショップ運営に重要なのでしょうか。その理由を解説します。
速度の遅いネットショップはユーザーの離脱率が高くなる
ページの処理速度とユーザーの離脱率は切っても切れない関係です。
あなたがネットショップを利用している時にページがなかなか進まなくてイライラした経験はないでしょうか。
そう言ったページ速度の低下は、ユーザーの離脱率を高めてしまいます。
実際、ページ表示速度が1秒から3秒になると直帰率が32%増加、6秒になると106%増加、10秒まで遅くなると123%増加すると報告されています。(参照:Find Out How You Stack Up to New Industry Benchmarks for Mobile Page Speed)
SEOの観点からも重要
Googleによるとページ速度は200以上あるSEOの要素の1つと認められています。
あくまで200ある要素のうちの1つにすぎませんが、SEOを意識したサイト作りをする場合、どのサイトもこのページ速度を意識しています。
Shopifyでは他にも様々なSEOの設定が可能です。
初期設定で編集可能なストア全体のタイトル、ディスクリプションの編集が可能ですが、例えば「SEO Manager」を利用すれば、Googleサジェストのデータを抽出し、それをTitleやmeta descriptionに記述されているかチェックすることもできます。
まとめ
いかがでしたか。本日はネットショップ運営で重要なページ速度を高速化する方法について解説していきました。
Shopifyでできるページ速度を高速化する方法は以下の通りでしたね。
- 画像を圧縮&サイズを縮小する
- アプリを使いすぎない
- 容量の軽いテーマを利用する
ページ読み込みの速度を上げることによって、ページ離脱率を下げることができSEO対策にもつながります。
ぜひあなたのネットショップでも今回紹介した方法を取り入れてみて下さい。