EC比較

Shopify(ショッピファイ)とECスクラッチ開発を比較

tamo

ECサイトを始める際にまずイメージするのが、自分でゼロから構築する方法かと思います。

「サイトイメージをどうするか」「商品カゴはどこに配置するか」など考えることはたくさんありますね。そういったサイトの構築方法をECスクラッチ開発と呼びます。

そこで今回は、最近人気のShopifyと完全オーダーメイドのECスクラッチ開発にはどのような違いがあるのかを徹底比較していこうと思います。

  • ECサイトを作りたい方
  • どうやってECサイトを作ればいいのかわからない方
  • どのプラットフォームを利用しようか迷っている方

上記に向けた記事を書いていきますので、当てはまる方は必読です。これを読めばECサイトをどういった方法で作成していけばいいかが分かりますよ。

▼合わせて読みたい

ShopifyとEC構築サービス8つを比較!【機能と料金の対比表つき】

ShopifyとECスクラッチ開発を比較

考える人

Shopifyとは

Shopifyはカナダ発のECプラットフォームです。世界シェアNo1を誇り、のべ100万店舗以上で利用されてきました。日本でも続々とShopifyで構築されたECサイトが生まれています。

合わせて読みたい>>Shopify(ショッピファイ)導入事例まとめ【国内アパレル編】

Sass型のプラットフォームで、コストや手間を抑えたサイト構築が行えるという特徴があります。Sass型ということで中小企業向けのサービスと思われがちですが、Shopifyでは大企業に向けたプランも用意されています。

ECスクラッチ開発とは

ECスクラッチ開発とは、ECサイトをゼロから立ち上げる方法のことを指します。ユニクロやZOZO TOWNといった日本の大手ECサイトでもこのフルスクラッチ開発でECサイトが制作されています。

比較①コスト

Shopifyは3つの料金プランがあり、月額で支払いをするサブスクリプション型の方法をとっています。

ベーシックプランは29ドル(約3000円)、スタンダードプランは79ドル(約8300円)、プレミアムプランは299ドル(約31000円)です。各プランによって使える機能に差があるので、プランを選択する際は事業規模に合わせていくと良いでしょう。

合わせて読みたい>>【Shopify(ショッピファイ)を始める前に】ビジネスに合わせた機能選びとプラン

一方、フルスクラッチ開発は、どのEC制作方法よりもコストがかかると言われています。ゼロから完全オリジナルなので、数千万円以上は考えておいた方が良いでしょう。

比較②開発期間

ShopifyでECサイトを作るには、商品の登録、デザインをテンプレートから選ぶ、アプリを導入する、支払い方法や発送方法などのカスタマイズを行うといった手順を取るため数ヶ月はかかってしまいます。しかし、手順を追って1つ1つをカスタマイズすることができるので、作業自体に高度な知識は必要ありません。

当サイトではECサイト立ち上げに関する1つ1つの手順を分かりやすく解説しているので、そちらも参考にしてみてくださいね。

フルスクラッチ開発はゼロからサイトを立ち上げるため、半年から1年といった期間が必要になります。システム開発はもちろん、インフラ整備も整えなくてはいけないからです。

比較③機能面で比較

Shopifyには基本機能にECサイトを制作するための最低限の機能が備わっています。また、拡張機能としてアプリを利用し、あなたのブランドに必要な機能をカスタマイズしていくこともできるのです。

例えば在庫管理に関して。バーコード管理できるものや物流倉庫の提案を行ってくれるもの、利益分析を行ってくれるものなど本当に様々な種類のアプリがあります。公式のものから個人開発のもの、日本語対応されていないものなど様々ですので、よく調べて必要なものをカスタマイズしていきましょう。

合わせて読みたい>>【2020年最新版】Shopify(ショッピファイ)で使える在庫管理システム比較

フルスクラッチ開発は完全オーダーメイドなので、導入したい機能全てが実現できます。他の制作方法と比べ、最も機能の拡張性があるといっても過言ではありません。

さらにすでに運用されている自社システムとも連携がとりやすいといった強みもあります。

比較④強みで比較

最後に思考を変えて、それぞれの強みから比較をしていこうと思います。

Shopifyの強みは、大企業はもちろんECサイトを構築したことのない個人事業者や小規模な事業者さんでも始めやすい環境が整っている点にあります。

もちろんある程度の知識は必要ですが、デザインを1から行う必要はないですし、チャットサポートといったようなサポート体制も整っています。

一方、ECスクラッチ開発はシステムを内製化したい大企業にとってはぴったりのサービスと言えます。保守管理までを自社で行いたいという企業は多くあります。システムが内製化されていると、ECサイトの改善を行いたいとなった際にスピーディーに動くことができます。

もちろん、外注でECスクラッチ開発を行うこともできますが、コストがかかってしまいます。だからこそ、フルスクラッチで開発をする場合はシステムを内製化していくことをおすすめします。

まとめ

ピンクの花

いかがでしたか。本日はShopifyとECスクラッチ開発という全く異なるEC制作方法について解説をしていきました。

今回比較した内容を整理すると以下のようになります。

ShopifyECスクラッチ開発
費用29ドル/月〜数千万円以上
開発期間数ヶ月半年〜1年
機能・アプリで拡張可能
・日本語対応されていないものも
・完全オーダーメイド
・より拡張性がある
強み 小規模事業者さんでも始めやすいシステムを内製化している大企業にぴったり

ECスクラッチ開発は完全オーダーメイドな分、コストや開発に時間がかかりますが、こだわりのあるサイトを制作することができます。反対にShopifyは小規模事業者さんでも始めやすく、開発にもそこまで時間がかからないとのことでしたね。

そして何より、ShopifyはECスクラッチ開発と比べ、コストが抑えられるという特徴があります。3日間の無料体験もできるので、お試しで始めてみるのも良いですね。

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