ネットショップ構築「STORES」のメリット・デメリット
無料で初心者でも始めやすいと話題のSTORESはご存知ですか?
決済手数料も安くまさにネットショップを始めて運営する人にぴったりのサービスですが、集客面は別途対策が必要というデメリットも。
この記事では、そんなSTORESのメリット・デメリットについて解説をしていきます。
「他の無料のネットショップ作成サービスとの違いは何?」
「STORESの何が魅力なの?」
「STORESを始める際に気をつけるべきこととは?」
これらの疑問をお持ちの方にぴったりの記事となっています。これを読めばSTORESの良い面、悪い面も丸わかりですよ。
ネットショップ構築「STORES」とは
STORESは日本のストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社が運営するECサイト作成サービスです。
無料のプランと有料のスタンダードプランがあり、初期費用はどちらもかかりません。
ネットショップでは商品が売れると決済手数料が発生します。STORESはその決済手数料も他のECサイトに比べて安い設定となっています。
無料プラン | 有料プラン(スタンダードプラン) | |
初期費用 | 0 円 | 0 円 |
月額費用 | 0 円 | 1980円 |
決済手数料 | 5% | 3.6% |
「STORES」のメリット
デザインテンプレートが豊富
STORESはショップ全体の装飾ができるデザインテンプレートが、無料のもので48種類もあります。
このテンプレートは、好きなデザインを選択するだけ。コーディングの知識は不要なので、初心者でも簡単に設定できますよ。
同じ無料のネットショップ構築サービスBASEでは11種類のみ。月額費用がかかるShopifyも公式の無料のテンプレートは9種類のみなので、他のサービスと比べても種類が多いことがわかりますね。
扱いやすい
STORESは使いやすい管理画面も魅力の1つです。特にストアを開設したての場合、何から始めていいかわからないですよね。
STORESは登録してからストアをオープンするまでがステップに分かれているので、1つ1つクリアをしていけば初心者でも簡単にストアを開設することができます。
さらにスマホを使っての管理も可能。SNSを始めるような感覚で手軽に気軽に始めることができるのです。
詳しいストアの開設手順はこちらの記事で紹介しています。合わせてチェックしてみて下さい。
料金が安い
先ほども紹介しましたが、STORESは月額費用が無料のプランがあります。無料プランでも基本機能は揃っていて、アイテム登録数は無制限!
各種クレジットカードやコンビニ決済、銀行振込などショップの運営に不可欠な決済手段が豊富に揃っています。
初期費用もかからず、決済手数料も国内最安クラス。デザインテンプレートも無料で利用できるので、なるべくコストを抑えてネットショップを始めたい方にぴったりのサービスなのです。
特に決済手数料は、ショップが本格化していけばいくほどネックになってしまう部分。売り上げが増えるとその分取られる手数料も増えてしまいますからね。
STORESは有料プランで決済手数料3.6%なので、ストアが大規模になったとしても安心して利用できますよ。
セミナーに無料で参加できる
STORESではECサイト運営に役立つスキルが学べるセミナーを無料で開催しています。このセミナーはTACOSと呼ばれていて、WEBで誰でも参加することができます。
過去にはネットショップ作成サービスの比較や市場の動きなどについて学ぶことができました。
ネットショップ運営構築初心者にはありがたいサービスです。
「STORES」のデメリット
デザインテンプレートのHTML/CSS編集ができない
無料で48種類から選べるデザインテンプレートは、選択するだけでショップ全体の装飾ができるところが魅力ですが、HTMLやCSSなどを使って編集をすることはできません。
専門知識を使って、デザインをカスタマイズしていきたい方は、ShopifyなどのECサイト構築サービスを利用することをおすすめします。
合わせて読みたい>>【保存版】Shopifyと他ECサイト9つを比較!!BASEやAmazon、ec-cube【機能・料金の対比表つき】
ライバルが多い
STORESは人気のECサイト構築サービスだけあって、ライバルストアの数が多いのも現状です。毎月10000万点以上のブランドがサービスを利用しているとのこと。
それらのライバルと差をつけられるようにしていくためには、商品の品質向上だけでは足りません。
広告施策やSEO対策、SNSマーケティングなど集客への戦略を立てて、PDCAを回していく必要があります。
月額費用や決済手数料が抑えられている分、広告施策にコストをかけても良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたか。本日はSTORESのメリット・デメリットについて紹介していきました。
集客に関しては別途対策が必要でしたが、コストも安く、構築も簡単、セミナーを受講することもできるなど、初心者に優しいサービスが充実していました。
無料で運営も可能なので気になった方はまず始めてみて、セミナーを受講しながら本格運営をしてみても良いかもしれませんね。